真夜中のガジェッター 第4話「多様化する中華Pad 」

公開日: : 真夜中のガジェッター

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中華Padは、シングルコアからデュアルコア、クアッドコアへと半年くらいで進化しています。

現状、クアッドコアの上はないわけですから、中華Padには多様化が迫られてきます。

今一度、多様化の実例を知り、今後を予想するのも真夜中の楽しみかもしれません。

多様化する中華Pad と 新しいiPad

2012/09/22の記事でステレオスピーカーとBT搭載の10インチの

中華Pad「PIPO M2」が登場しています。

特徴1「Bluetooth搭載」

クアッドコアを待つあまり、話題になることが少なくなっていますが

Bluetooth搭載の中華Padが、ここ1ヶ月で急増しています。

8月中はBluetooth搭載なんて。。。みたいな状態だったのですが

Novo 7 Fire と PIPO U1 の聖戦あたりからBT搭載を見かけるようになりました。

特徴2「10インチサイズの躍進」

7インチが出尽くした感があるのも理由ではありますが

10インチに限ってはクアッドコアへの進化と関係があるかもしれません。

クアッドコアの消費電力に耐えうる大容量バッテリーを搭載するには

10インチの広いスペースが必要になったと思われます。

もともと、iPad と異なる7インチなどのサイズで

隙間ビジネスを成功させた中華Pad勢は

一気にハイスペック化への道を駆け上り、その過程で

「ハイスペック化に適切なサイズは10インチ」という流れかもしれません。

iPad mini の噂(本当に近いそうですが)が7~8インチで登場するという話からも

中華Pad勢の7インチ隙間ビジネスは大成功だったのだと思います。

また懸念点の「10インチは重い」というイメージですが

以前の記事で紹介した570グラム程度の10インチ・タブレットも登場しています。

恐ろしいほどのスピードで進化しています。

来年の中華Pad

来年はSIMスロット搭載の中華Padが流通するかもしれません。

コメントにお寄せ頂いたUZONE F5もまたデータ通信が行えていることを考えると

スペックが頭打ちになった後に「SIMフリータブレット」または

「SIMフリー中華Pad」という流れは自然にも思えます。

現時点でRetinaディスプレイ搭載の中華Padが、2つほど確認できています。

Retinaディスプレイが揃った後にSIMフリー中華Padが来るなら

来年の春あたりかもしれません。

中華スマートフォンの勢い

中華スマホも盛り上がっています。

スマ部ではクアッドコアの話題が多く、ZTEにいたっては独自OSまで開発するほどの

投資を行ない生き残りにかけています。

これらハイエンドな中華スマートフォンがSIMフリーとして輸入されてくると

ドコモやソフトバンク、AUのMNP祭りを利用してキャッシュバックと格安回線を入手後

端末はヤフオクで売りさばき、あとはデュアルSIMを入れるために安価でハイエンドな

中華スマートフォンを入手するという抜け道が考えられます。

こうなると通信キャリアは「抱き合わせ販売と2年縛り」、機種変更やコンテンツ販売などの

錬金術が使いにくくなり、通話・データ専用SIMカードを販売する会社として

レッドオーシャンに突入する可能性もあります。

はじめは小さな町工場が世界の企業に成長したように

ainolやPIPO、原道がタブレット・メーカーとして名を上げるかも知れません。

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