フィットネスアプリ開発ツール『Google Fit SDK』プレビュー版リリース、パートナーは14社

公開日: : Android

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Googleは米国時間8月7日、フィットネスアプリなどに必要なAPIを含んだ『Google Fit SDK』プレビュー版を開発者向けにリリースしました。

Google-Fit

『Google Fit SDK』プレビュー版リリース

 『Google Fit SDK』プレビュー版でサポートするデバイスにはスマートフォンやタブレットのほか、Android Wearのウェアラブルなど多岐にわたる模様。

 『Google Fit SDK』には大きく3つのAPIが用意され、機能は以下のとおり。

  • 「センサーAPI」(Sensor API)はデバイスのセンサーからデータを取得するAPIで、心拍数をモニターしてディスプレイに表示する際に使用。
  • 「レコーディングAPI」(Recording API)はクラウドと連携しバッググラウンドでデータを同期・保存するAPIで、センサーAPIで取得したデータを保存するときに使用。
  • 「ヒストリーAPI」(History API)は先ほどのレコーディングAPIで保存したデータを履歴として参照するためのAPI。

 『Google Fit SDK』は次期Android Lにて採用されるため、本日同時公開されたアップデート版『Android L Developer Preview』のファクトリーイメージ内に含まれています。

『Google Fit SDK』のパートナーは14社

 『Google Fit SDK』のパートナー14社は、スマートウォッチやリストバンドなどセンサーでデータを取得する何らかのウェアラブル端末を開発しているメーカーとも言えます。(Gear Liveを発売したSamsungが見当たりませんが)

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 adidasやruntasticなどはリストバンド型デバイスを開発していると思われますが、スマートウォッチ開発の噂があるASUSとHTCが楽しみです。

 特にASUSにはスマートウォッチとタブレットが合体して充電できたり小窓ディスプレイ機能、トランシーバー機能など誰も手を出さないような新たな世界へ突き進んで欲しいと願うばかりです。

Source:Google Fit

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