アマゾンへのボイコットから「Kindle」未販売な理由と撤退の可能性を考える

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ウォール・ストリート・ジャーナルが、アマゾンの出版事業に関して

未だ軌道に乗っていないと伝えています。

現在も日本で「Kindle」が発売されていません。

また「Kobo」も半額キャンペーンを定価で購入した方へメールするなど

タブレットではない電子書籍事業の雲行きが怪しくなってきた気がします。

アマゾンがボイコットされ、苦戦となっている理由から今後を考えてみます。

安眠効果があるとかないとか、真夜中のガジェッター第21話です。

アマゾンに対してボイコットが始まっている話

アマゾンは現在、様々なアイテムを販売しています。

最近になり出版色を強めたということで

ウォールマートがキンドル販売を取りやめた話もあります。

それでも尚、アメリカの著名人と契約し自伝等を出版したということですが

リアル書店も含め、電子ストアを持っている

肝心のソニー、アップル、グーグルから協力を得られず

販路がなくなり、苦戦が強いられているということです。

アマゾンがボイコットされた理由を考える

一部の著者とアマゾンが専属契約を結んだ事への反発とされていますが

今回売れ行きが乏しいとされる著者はアマゾンの専属契約ではなく

自由な契約が行える状況だったということです。

書店オーナーの意見として「アマゾンのショールームにはならない」というスタンスもあり

「予約なら取り寄せるが店舗に置かない」といった状況もあるようです。

出版業に名乗りを上げたアマゾンですが

そもそも本屋でもあるわけですから書店の拒否は当然だと思います。

仮に協力してアマゾンが成功し巨大化した暁には

協力した書店は一網打尽か、下請けになるだけかも知れません。

アマゾン側が何かしら書店と契約するといった努力が必要とも思えますが

そもそもリアル店舗に疑問を持ちネット店舗で成功した企業ですから

それはアリエナイ話だと思います。

出版事業の問題は、Kindle販売へ影響するのか考える

出版事業の問題は、直接的にKindleへ影響すると思います。

Kindle は、Google Nexus 7 と同様に破格値で販売展開をしています。

デバイスのサポートコスト・故障・トラブルによる訴訟といったことを考えると

Kindle の販売だけであれば赤字になると思います。

それでも破格値で提供する理由は、単純に考えて

「コンテンツ・出版の事業へ向けた先行投資」だと捉えられます。

もし、コンテンツ・出版事業の採算が怪しくなってきたとしたら、、、

一般的で考えれば販売を見合わせると思います。

ましてや1カ国で販売開始すると現地サポートが必要です。

特に世界的に稀な「日本語」であれば尚更でしょう。

何より日本の出版業界はアメリカより更に協力的ではなく

「Kindle販売計画」が足踏みするには十分な状況が整っていると思います。

Kindleは、今後どうなるのか考えてみる

コンテンツ・出版事業が先行き不透明である以上

アマゾンにとって、デバイスだけの販売はリスクが高過ぎます。

営利企業なのにボランティアになってしまいます。

  • 価格を上げてKindleだけで赤字にならないように種を蒔く
  • 採算が合うまで延期する

といったところでしょうか、、、

そんなことをしている間に、Googleが

日本からマネーを持ち去って行く姿が目に浮かびます。

Source : WSJ

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