iPad mini は最高のタブレットかも知れない

公開日: : Apple

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Appleの発表イベントは、ブログで勝手に実況していても楽しいものでした。

アマゾンによる「Kindle日本発売」の発表に比べ、魅せ方の大切さを知らされました。

iPad mini は、スペックと価格のバランスがリーク通りで残念な思いをしました。

アップルは株価急落となりましたが、時間とともにiPad mini は凄いかもと思えてきました。

アップルがiPad miniを発表したのが、7インチタブレットへの対抗じゃないとしたら

そんな妄想から膨らませた話でございます。

真夜中のガジェッター、第23話スタート。。。

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iPad mini とは何なのか

iPad mini のスペックは、非Retinaディスプレイデュアルコアと噂通りでした。

それにもかかわらず、iPad mini は7インチクラスでは割高な価格設定です。

当然のようにアップルの株価が急落しました。

私は購入するつもりでしたが、今もなお 予約できずにいます。

しかし、時間が経つとともにアップルにとっては最善の策だと思えてきました。

iPad mini が最初に欲しいターゲット層を考える

アップルの発表会でも軽く触れていましたが

iPad mini のターゲットは【教育現場だと思います。

アメリカの参考書は重く大きいということで

発想の源は、自国の問題点から来ていると妄想して話を進めますと

SoftBankの孫社長もまた「iPad」が登場した時に

将来の学生が使う~」といった内容を語っていた記憶があります。

確かに、ガジェット好きな方なら行く末の映像が思い描けたと思います。

アップルの第一のターゲットは、【学校】だと思いました。

iPad mini が教育現場に適している理由を考える

自社OS・ハードですから、複数の企業が関与する端末よりも

大手企業が責任をもって提供するほうが、学生に配布しても安全だと思います。

危険なソフトウェアの管理も他社より濃い密度で行えます。

他のOSと高い交互性がないことから【jailbreak】しても限度があります。

これが、もしAndroidやWindowsのタブレットを参考書として

子どもたちに配布したら、自由すぎて勉強に集中できなさそうです。

Googleやマイクロソフトが真摯に対応しても

Androidの野良アプリをはじめ、過去のWindowsソフトと交互性がある

最新のWindows 8もまた、教育現場で使う端末としては

やはり不適格だと思えてしまいます。

消去法で考えても適任はアップルだと思います。

子どもが勉強用として使い、教育現場でも推奨されはじめたとき

iPad mini というタブレットにスペックや割高だという話は不要になります。

選択肢が1つなのですから仕方がありません。

アップルよりも良いハード、管理できるOS、クラウドを含めたアプリ管理を

自社で掌握できる企業を今から作るよりは

アップルに今、頼みたいと思えてしまいます。

iPad mini 、もう一つのターゲット

教育現場で推奨され「安全が強み」となると【一定以上の富裕層】に好まれます。

彼らはタブレットの価格よりも情報流出リスクを恐れますから当然の流れだと思います。

こうなるとアップルの「iPad mini」は唯一無二の存在に近づくと思います。

マイクロソフトとグーグルのセキュリティはダメなのか

セキュリティは基本的なはなしでもあり、2社とも最善を尽くしていると思いますが

2社のOSは、iOSと異なり自由が売りです。

ハードウェアやアプリに関しては、配布もインストールも全くの自由です。

野良アプリ、カスタムROM、個人がWEBで提供しているソフトウェアなど

これらをマイクロソフトやグーグルが管理できません。

アンチウィルスソフト会社がウィルスを認識していて

かつユーザーが当該ソフトを導入済みなら防御率は高いのですが

新作アプリや新しいサイト、落ちている画像、Flashに仕込まれた

最新ウィルスに対して各ウィルス対策ソフト開発会社が万全なわけではありません。

仮に万全だとしてもローカルネットワーク内にセキュリティ管理が甘いユーザーがいれば

そのネットワーク上の交互性があるOSは殲滅の可能性にさらされるわけです。

Android搭載OSの数は数年後にWindowsを超えるとされています。

つまり、ユーザー数が多いほうが儲かるビジネスモデルのGoogleのOSは

交互性のある端末として狙われやすく、セキュリティは下がる一方です。

マイクロソフトもまた、ハード・ソフトともに自由が売りなわけですから

セキュリティホールは無尽蔵に存在します。

やはりアップルの自社徹底管理のスタイルは

ある意味、情報端末としてのシェルター的な役割を果たしているとさえ思います。

もちろん、iOSが安全だというわけではありません。

子供や教育現場、一定以上の富裕層へ与える「安心」というインパクトを与えやすい

これは「アップルという企業」と、iPad miniの強みだと思います。

アップルの「iPad mini」が良いという話なのか

アップルが良いというわけではありません。

「iPad mini」がターゲットを絞っているだけであり

かつ他社に真似しづらいという事だけです。

実際、人間はオンとオフを使い分けたいわけです。

日々の暮らしが待っているわけです。

くだらないアプリやサイト、ちょっとしたアイデアをソフトウェアにしたい

そんな自由も欲しいわけです。

その時、アップルという縛りは不要だと思います。

もちろんiOSでも実現可能なことは限りなく多いと思いますが

誰もがMac BookやiMacを購入したり開発できるわけではありません。

単純に「Objective-C」よりも「HTML5」と「Javascript」を使って

気軽にアプリ開発したい時もあります。

金銭的な問題でアップル製品を毎年購入できない人もいます。

中華パッドみたいに怪しい雰囲気が好きな人もいます。

だからアップルが良いという気はサラサラありません。

ただアップルがiPad miniを発表したのが

7インチタブレットへの対抗じゃなくて

もっと大きな目標を見据えたものだったらと思いを馳せてみました。

「みんなちがって、みんないい」

これを前提に、真夜中に鳴いてみました。

iPad mini は教育現場として使うなら最高のタブレットだと思います。

7インチのタブレットとして見れば、、、次回に期待しています!

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