格安SIMの高速化、BIGLOBEモバイルの最適化解除APNは使えるか

NTTドコモが5Gギガホを安くしたことで格安SIMの大容量プランが張りぼてになるのではないかと勝手に憂えていると、知人からBIGLOBEモバイルの通信が高速で使えるらしいという話が届いた。

数年前に調べた記憶もあるが、格安SIMが低速で困っているというユーザーもいると思い、高速化して価値があるのかも含め記事にする。

BIGLOBEモバイルは最適化解除APNで高速化

先日LINEモバイルがソフトバンクのサブブランドとなり低価格帯を担うと発表、その際に回線がソフトバンクから直接提供されることになることも明言され、ワイモバイルに続く有力な選択肢となった。

この回線品質が格安SIM(MVNO)事業者の弱みであり、回線の又貸しだからこそ安く提供できるという強みでもある。

それを意識しなくする最適化解除という方法がBIGLOBEモバイルには用意されているというのが今回の記事になる。

要点を箇条書きにすると次のようになる。

  • BIGLOBEモバイルは標準で通信を最適化している。
    (公式的には「行う場合がある」と表記)
  • 通信の最適化を希望しないユーザー向けに解除方法を公開している。
  • 最適化解除時は通信が高速になる。
  • 最適化解除時はエンタメフリーは適用外となる。

上記のことからYouTubeなどを視聴するなどエンタメフリー・サービスを利用しているユーザーは最適化解除をしないほうが良いだろう。

しかし、BIGLOBEモバイルで最大容量の30GBを契約しており、月末になってもデータ容量が余っている場合は解除することで高速通信を堪能できる。

そういった選択肢が用意された格安SIM(MVNO)サービスは珍しいので、利用できる状況なら体験するのも悪くない。

最適化解除の方法について

IMG_0264

Android版とiOS版では設定が異なり、Android端末では次の設定方法になるようだ。

APN(接続先):biglobe.jp
ID(ユーザー名):user@aporg
パスワード:0000
認証方式:CHAPまたはPAP
PDP Type:IP(PPPは非対応)
APNタイプ:default,supl,dun(タイプA利用時のみ設定)

次にiOS版、端末に「APN設定プロファイル」をダウンロードしてインストールすることになる。

【「通信の最適化」解除用】BIGLOBE APN設定プロファイル(サイズ:72KB)
→(注意:2017年のプレスリリースにあったダウンロード先なので自己責任でインストールしてほしい。)

なお、すでに別のAPN設定プロファイルがインストールされている場合は、あらかじめ削除してから、解除用のAPN設定プロファイルをインストールする必要がある。

BIGLOBEモバイルの最適化解除は使えるか

格安SIMといえば低速というイメージが強い中で、BIGLOBEモバイルが高速通信を用意できるのは回線に対する安心にもつながる。(帯域制限する機器と対応できるスタッフ、貸与されている回線に自信がなければ提供に至らないはず)

実際に最適化解除を実施したユーザーがSNSなどに投稿している情報を見ているとドコモ回線では大きな効果があるものの、KDDI回線は変化を感じられないようだ。また、そもそもKDDI回線のほうが通常時でも高速という話もあった。

通信エリアの問題もあるので、利用者の環境や使い方によって回線を選べるのも考えられている。

2020年12月時点でBIGLOBEモバイルが提供しているデータ通信量の最大プランは30GB、データ通信限定なら6750円、SMS付きで6870円、音声通話SIMなら7450円となっている。

最大プランを選ぶなら5Gギガホ プレミアを待ったほうがよいということになるが、2020年3月までに格安SIM(MVNO)サービスも何らかの対策を打つため、最適化解除できるサービスがあると記憶しておき、新料金プランを待ちたい。

関連記事:ドコモ「5Gギガホ プレミア」発表、大容量WiFi+格安SIMと料金比較・懸念点

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