防水7.8型 電子書籍リーダー『Kobo Aura ONE』発表、価格・発売日・動画

Kobo、防水7.8型 電子書籍リーダー『Kobo Aura ONE』発表

　『Kobo Aura ONE』はKoboが提供してきた電子書籍リーダーの中で最も大きい7.8インチE-Inkディスプレイ、最薄となる電子書籍リーダーで、ソフトウェアからハードウェアまで、Koboのユーザーの協力を得て設計されているのが特徴としています。

進化したフロントライト技術「ComfortLight PRO」を搭載

　『Kobo Aura ONE』にはライトセンサーが自動的に周囲の明るさの度合いを感知し、時間帯に応じて画面を最適な明るさに自動調整する機能を備えています。

　予め就寝時間を設定すると、その時間に合わせて太陽光の自然な移り変わりを模倣した色相調整し睡眠の妨げになると言われるブルーライトの放出量を抑えるフロントライト技術を搭載。

電子図書館サービス「OverDrive」と連携

　『Kobo Aura ONE』は楽天グループの電子図書館サービス「OverDrive」と連携可能。

　「OverDrive」の電子図書館システムを導入した公共図書館の利用カードを持つユーザーは『Kobo Aura ONE』から「OverDrive」にアクセスして公共図書館の電子書籍を借りることができるとしています。

　しかし、同機能は北米、英国、オーストラリアおよびニュージーランドの公立図書館が対象で、日本では本機能は搭載されません。

キャップレスUSBなど防水機能を強化

　『Kobo Aura ONE』はKobo初の防水電子書籍リーダー「Kobo Aura H2O」から進化した防水技術「HZOProtection」を採用、端末の内部に塗布されたコーティング技術により、ポート（USBケーブル接続口）カバーがなくても浸水に耐えるとしています。

保存できる電子書籍数、バッテリー駆動時間

　『Kobo Aura ONE』は内蔵メモリ容量は約8GBで最大約6,000冊の電子書籍を保存できるとしています。文字のハイライト、メモの書き込み、内蔵辞書での検索など読書体験を豊かにする従来の機能も搭載。

　バッテリー持続時間は約1カ月としています。

スペック、主な仕様

• カラー： ソフトブラック
• ディスプレイ： 7.8 インチの Carta E Ink HD タッチスクリーン
• 防水機能： IPX8等級（水深2メートルの環境下で最大60分の使用が可能）
• 解像度：1,872 x 1,404 （300 ppi）
• ライト： フロントライト内蔵、自動調光機能を搭載
• 内蔵メモリ容量： 約8GB
• サイズ： 195.1 mm×138.5 mm×6.9 mm
• 重さ： 約230g
• バッテリー持続時間の目安： 約1カ月
• 国内販売：
• 発売日： 2016年9月6日（火）10:00
• 価格： 22,800円（税抜）

価格・発売日

　『Kobo Aura ONE』の発売日は9月6日（火）で日本を含めた世界10カ国で販売が開始される予定で、日本では8月30日から先行予約販売を開始するとしています。

　日本における販売価格は22,800円＋税となっています。

　前回の話
　Kobo Aura ONE – 7.8インチ／6インチの2機種がFCC通過、間もなくリリースか #電子書籍リーダー

　Source：楽天