中華パッドで「しゃべってコンシェル」が利用できるアプリ「MarketEnabler」
公開日:
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最終更新日:2013/12/06
Android アプリ
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以前、コメントで教えて頂いたアプリ「MarketEnabler」が便利でした。
日本未提供の「Google Music」が利用可能になったり
ドコモ謹製の「しゃべってコンシェル」やau限定の「jibe」も利用可能になります。
とってもグレーな感じですが記事にしたのは、誰がためのアプリかを考えたら
そんなにキケンなアプリではないと思えたからです。(詳しくは編集後記にて)
他にも利用方法があるようなのでインストールを含め、記事に書き留めておきます。
コメンにて「MarketEnabler」を教えて頂いた徹夜☆様、ありがとうございました。
SIM偽装アプリ「MarketEnabler」とは
「MarketEnabler」は、通信キャリアや各国のプロバイダーによる制限を回避するためにSIM情報を偽装するアプリ。
「MarketEnabler」をインストールする端末は、root権限が必要です。
☆2012年7月26日現在、Google Playからダウンロードできないため開発元から直接apkファイルをダウンロードする必要があります。
MarketEnablerで何ができるのか
一番の関心事項は何ができるのか?だと思います。
それぞれの偽装で何が実現できるかを調べてみました。
「キャリアの偽装」で出来る事
ドコモの「しゃべってコンシェル」やauの「jibe」といったキャリア限定アプリが利用可能になります。
Google Playでアプリのダウンロード制限も回避できるようです。
Google Playも異なる表示になるというレビューもあります。
「プロバイダーの偽装」で出来る事
端的に言うと、日本未提供の「Google Music」が利用可能になります。
☆試しに「Google Music」へアクセスすると英文でお断りメッセージが表示されます。
そこで、米国からアクセスしているように「プロバイダー偽装」を行うことにより
「Google Music」登録時のお断りメッセージを回避するというお話です。
MarketEnablerの使い方
大きく分けて「キャリアの偽装」と「プロバイダーの偽装」が行えます。
はじめに起動時の画面です。
「キャリアの偽装」を行う場合
- 「Set custom」タブをタップします。
- キャリアの番号を入力します。
- 「Set to this values」ボタンをタップします。
キャリア番号
- ドコモ:44010
- au:44070
- softbank:44020
コメントで教えて頂いた内容になりますが
Novo7 Auroraで「しゃべってコンシェル」を起動したい場合は
「ドコモ:44010」を入力すれば良いということになります。
「Set to this values」をタップした後にroot権限を求められるので「許可」をタップします。
以上で完了です。
「プロバイダーの偽装」を行う場合
アプリ起動した後に「settings list」タブをタップします。
一覧が表示されると 左側の「カッコ内」に表示されている国名をロングタップします。
「fake this provider now」 が表示されたらタップして完了です。
編集後記
Androidは各国の通信キャリアが配布する端末にインストールされているため
今後も勢力を強めていくと思います。
誰がための「MarketEnabler」か
世界各国で勢いを増す中で(言い方が悪いですが)キャリアとプロバイダーを偽装できる
アプリ「MarketEnabler」はプロバイダー側からすると迷惑な存在であり
今後の配布もどうなるか不安なこともあります。
一方、開発者的な立場からすれば
「インドの開発会社がアメリカのキャリア向けにアプリを開発したい場合」
「MarketEnabler」は頼もしいアプリに変貌します。
そして何より、正当な存在価値があるようにさえ思えてきます。
もしかすると正当な理由があるゆえ、Android開発元のグーグルが提供する
Google Codeで「MarketEnabler」が配布されているのかもしれません。