Windows 11にハンドヘルドモード投入か、第2のSteam Deckへ

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Value「Steam Deck」の成功はPCとゲーム機の流れを変えたのかもしれない。

今回、改めて投稿された動画にはMicrosoftがWindows 11にSteam Deckのようなハンドヘルドデバイス向けユーザーインターフェイス導入を検討している様子が映っている。

先日よりリークされている任天堂やソニーのハンドヘルドとは別に、MicrosoftがOSをゲームデバイスに最適化することで第2のSteam Deck誕生を促す可能性が伝えられた。

Windows 11にハンドヘルドモード投入か

実績あるリーカー”WalkingCat”氏は日本時間2023年4月13日、自身のTwitterアカウントにMicrosoft社員がWindowsのハンドヘルドモード(Windows Handheld mode)を操作しているシーンを投稿した。

これは、Windows 11にSteam DeckのようなUIを導入しようとしていることを意味するという。

短い動画にはEpic Games StoreとSteam、EA Play、そしてPC Game Passのゲームを楽しむためのランチャーが含まれ、インターフェイスはモバイル端末にあうタッチスクリーンやコントローラーに特化したデザインで設計されている。

しかし、この動画自体は2022年9月に投稿されたハッカソン・プロジェクトの1つ。

そんなハッカソン・・・つまりハック&マラソンという新しい技術を使った共同イベントの動画を改めて取り上げた理由として関わった人物が重要なようだ。

その1人はMicrosoft のシニア UX デザイナーである Dorothy Feng氏、もう1人はWindows ゲーム体験に取り組むシニア ソフトウェア エンジニアHayden McAfee氏がプロトタイプに挑んだことが挙げられる。

残念ながら「Windows Handheld mode」自体はプロトタイプのプロジェクトであることから製品化までは至らないとみられている。

それでも動画ではハンドヘルドデバイスでWindowsを正しく動作するために対処が必要といった内容にまで言及、少なくともMicrosoft上級職員がポータブルゲーム機へのUI最適化に関心があることがわかる。

また、動画の内容からMicrosoftがXboxブランドのハンドヘルドを開発するよりも、Windows 11を各社のハンドヘルドで導入しやすくすることに重点を置いていることもわかる。

これにより中国メーカーなどから安価なSteam Deck風デバイスの量産や低価格化、競合によるスペック競争も期待できる。

その一方で海外ではMicrosoft自らハンドヘルドゲーム(例えば「Surface Play」のようなポータブルゲーム機)を発表したときはゲーム史に刻まれるとして期待が寄せられている。

ここ数日、ソニーの「PlayStation Q Lite」や任天堂「Nintendo Switch 2」といったハンドヘルドが話題になっており、2023年末にはASUS ROG Allyが発売されるという噂もある。

Value「Steam Deck」の成功は時代を動かしたのかもしれない。

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Source:Twitter

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