ワコムペン/カラー電子ペーパー10.3型「Bigme InkNote Color Lite」発表、スペック・価格

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BigmeよりE-Inkの「Kaleido 3」を搭載したカラー電子ノート10.3インチ「Bigme InkNote Color Lite」が発表された。

筆圧検知4096段階のスタイラスペンによる文字入力をサポートし、同年リリースされた通常に比べ価格を抑えて手に取りやすくしている。

以前よりE-Ink社のカラーパネルを取り上げているが、想像よりカラー電子パネルの採用は早く、KoboやKIndleなどの電子書籍リーダーがカラー化も近そうだ。

10.3型「Bigme InkNote Color Lite」のスペック・価格

Bigmeは2022 年にE-INK「Kaleido 2」を搭載したBigme Inknote Colorを発売したが当時は色の評価は高くなかった。

翌年となる2023年には今回のLiteモデルではなく通常モデルの「InkNote Color+」が発売され、RAM6GBとROM128GBという構成。

そして今回の「Bigme InkNote Color Lite」はRAM4GBとROM64GBにスペックダウンされているものの最新世代のKaleido 3を搭載しながらも価格は499.99ドルに抑えられている。

「Bigme InkNote Color Lite」は画面サイズ10.3インチのE-Ink Carta HDタッチスクリーンを備えている。

白黒表示の際は解像度2480×1860と300ppi、E-Ink社の最新Kaleido 3カラーフィルターでカラー表示する際は解像度1240×930、150ppiとなっている。

Kaleido 2に比べて色の混ざり具合が自然になっているという。

ディスプレイ面はベゼルと一体となりガラス層で保護、フロントライトは36個は白色とオレンジ色で構成されている。

さらにワコムの技術を採用した筆圧検知4096段階のスタイラスペンが付属、マグネットにより本体側面に設置させることが可能、Bluetooth接続にも対応、物理ボタンを押すことでPDFや電子ブックのページを切り替えが可能となっている。

SoCはCortex-A53(2.3GHz)の8コア、カメラは背面8MP/前面5MP、マイクx4、指紋認証、OSはAndroid 11ベースとなっているがGoogle Playストアにアクセス可能。

バッテリーは4000mAh、USB-C充電に対応、本体サイズは225.6x191x6.6mm。

特殊機能として「chatGPT」会議録音機能が用意されている。

価格は通常519.00ドル、発売記念として499.00にて販売されている。

同梱品にはカバー、スタイラスペン、替え芯、ペンリングが付属。

最近ではKindleもペン入力に対応した10.2型「Kindle Scribe」をリリースしている。

(画像)アマゾン、10.2型「Kindle Scribe」発表・価格一覧・発売日・スペック(ペンで出来ること)より

「Kindle Scribe」はE-Inkのモノクロディスプレイを搭載しているため、同社のカラーディスプレイを採用する可能性は高い。

KoboやKindleといった電子書籍リーダーのカラー化へ向けて最新動向を注視したい。

Source : Bigme

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