Fire HD 10(2023)はFire Toolbox非対応、Google Playは手動インストールに
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 10, FireToolbox
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Amazonが新たに発売した圧力感知に対応したスタイラスペン対応のFire HD 10 (2023)について、Google Playのインストールなどを支援する便利ツール「Fire Toolbox」が非対応していないことが判明した。
なお、同じく最新機種であるFire Max 11には対応している。
Fire HD 10(2023)はFire Toolbox非対応
XDAに投稿した新規メンバーによれば、Fire Toolboxの最新バージョンV32.2が「Fire HD 10(2023)」では正しく動作しなかったという。
具体的にはコードネーム”tungsten”は未サポートとダイアログが表示されたと続ける。
これについて古株メンバーからは第13世代となるFIre HD 10 (2023)に対応するためFire Toolboxのデバイス識別コーディングを更新作業中とあり、まもなくWindowsおよびLInux向けに最新バージョンを公開できると思う、と回答があった。
ユーザーには最新機種にインストールされているFire OSのバージョンなど詳細を教えてほしいと呼びかけている。
開発者「基本はAmazonアプリストアでインストールを」
本件とは別にAndroidアプリの挙動について開発者に質問があり、興味深い回答ががあった。
Datastream33氏は「できる限りAmazonアプリストアからAndroidアプリをインストールしてほしい」と返答、その理由としてAmazonアプリストア配布のアプリはFireデバイスをターゲットに開発されているため、ライブラリがネイティブで対応し、より適切に動作する可能性があることを挙げた。
また、同氏のFire Toolboxは本来存在しないGoogle Playサービスをインストールするため、アプリインストール時に必要なシステムアプリが存在していないことがあるほか、Playサービス経由で更新するとFire OSのシステムアプリがクラッシュするといった問題がいくつか確認されていると続ける。
そのため、基本的にAndroidアプリを探している場合はAmazonアプリストアから調べて、次にGoogle Playストアを探すというのが理想と伝えた。
Fire HD 10(2023)に対応する最新Fire Toolboxが公開され次第、改めて記事にしたい。
なお、アマゾンのFire HD 10 (2023)へ投稿された5件のレビューには手動でGoogle Playストアをインストールできたとする内容があり、導入のヒントが伝えられていた。
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