Acer、 Windows RT 搭載タブレットを発売延期 「問題が多い」
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Acer ACER, Windows RT
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reutersによると、台湾メーカー「Acer」がWindows RT 搭載タブレットについて
発売を延期する方針を明らかにしたと伝えています。
マイクロソフト製タブレットPC「Surface」の評価が高くないことから
解決すべき問題が多いと判断、今後の動向を見極めたいとしています。
Acer、 Windows RT 搭載タブレットを発売延期
10月30日、エイサーのジム・ウォン社長はreutersに対して
当初の計画では2013年の早い時期に
エイサーからWindows RTタブレットの発売を計画していたこと
現在は、より慎重になり第2・四半期より早い時期になることはないこと
を伝えています。
Windows RT に関する問題が多い
エイサーは、マイクロソフト謹製のタブレットPC「Surface」発表時から
批判的な反応を示していたメーカーの一つでした。
エイサーでは、今後もWindows RT搭載タブレットPCについての
研究開発は継続するとしていますが、製造・価格の問題が多いとしています。
「Windows RT」自体がユーザーに受けいられるのか
今後、マイクロソフトが「Windows RT」を積極的に展開するのか
といった事を見極めたいと述べていました。
Nexus 10 と Android4.2の発表で新機能搭載やオープンな規格を取り入れ
新しい体験を提供し、勢いに乗るGoogle陣営とは異なり
製造・価格だけにとどまらず提携メーカーとの足並みまで揃わないマイクロソフト。
「Windows RT」が抱える問題は深刻かもしれません。
初の自社製タブレット「Surface」は、どうなるのでしょうか。。。
業務系ソフトがWindows から Android へ変わる可能性
エイサーの安価なタブレットPCを期待していましたが難しくなって来ました。
遅くなるほどAndroid OSのシェアは拡大しビジネス・アプリの充実に繋がります。
Nexus 7 は日常使いでは快適な域に達しています。
この状態でOffice系アプリが充実しクラウド連携がスムーズになると
業務系ソフトがWindowsからの移植版としてAndroidに登場するかも知れません。
そうなると「Windowsの価値」が危うくなりますね。
しばらくは交互性や移行期間で安泰かも知れませんから
マイクロソフトは、今のうちに対策を練らなければならないと思います。
マイクロソフト vs アップルの時代から
グーグル vs アップルの時代に変わるのでしょうか
Source : reuters