Microsoft、13.5型『Surface Book』のスペック・価格を公開―VAIO Z Canvasと比較―購入意欲アンケート

13.5型『Surface Book』のスペックと価格

　『Surface Book』が従来のSurfaceと異なるのは画面サイズの大きさとキーボード部分です。

　着脱式キーボードは表面と裏面を差し替えることが可能で、上図のように少し角度を付けてペン入力を行えるのも魅力です。

主なスペック・仕様

　画面サイズから対Surface Proシリーズ用と思われるVAIO Z Canvasを並べたスペック表を作成しました。

　※Surface Bookはセンサーとして環境光／加速度／ジャイロ／磁気をサポート。

　VAIO Z Canvasよりも低価格でスタートしていますが、基本スペックにおいて『Surface Book』は解像度やRAM/ROMで大きく差をつけています。画面サイズが違うにもかかわらずキーボードを含んだ重量も変わりません。

静音性を求めたキーボード

　キーボード部はバックライトを搭載し、

グラフィックスが違う

　Surfaceシリーズでは初となるキーボード部にNVIDIA GeForceを内蔵することが選択できるようになっています。

i5モデルはIntel HD graphics 520版と、NVIDIA GeForce版があり、Core i7版ではNVIDIA GeForceとなっているようです。

ペン入力は1,024段階の筆圧検知に対応

　Surface Penは筆圧検知1,024段階へと向上、ペン本体を本体側面にマグネットで取り付けることができるようになっています。

オプション”Surface Dock”に対応

　Surface Pro 3／Pro 4と共通のSurface Dockが利用可能です。

　これまでのドッキングステーションよりも省スペースで550gと軽量なため携帯することが可能となりました。Surface BookはUSB3.0ポートが2基あるので活動拠点に１つあれば良いような気もします。

価格・発売日

　『Surface Book』は米国時間10月7日より予約受付が開始され、同月26日より発売されます。

　価格は次のようになっています。

• Core i5/メモリ8GB/SSD 128GB：1,499ドル
• Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB：1,699ドル
• Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB/GPU（NVIDIA GeForce）：1,899ドル
• Core i7/メモリ8GB/SSD 256GB/GPU（NVIDIA GeForce）：2,099ドル
• Core i7/メモリ16GB/SSD 512GB/GPU（NVIDIA GeForce）：2,699ドル

　※仕様で登場する1TBモデルは記事投稿時点で予約画面に表示されていません。

　Surfaceシリーズでは別売りとなる「キーボード」が標準で付属するため、モンスターと呼べるほどのスペックを考えても本体価格が恐ろしく高いという感じはしません。それでも最上位モデルの価格2,699ドル（32.47万円）は高額ですね。

　第6世代Intelプロセッサの性能によっては『Surface Book』をメインPCとして購入したいと思いました。

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　Microsoftによる「Surface Book」発表時のライブ記事は次のリンクより確認できます。

　Microsoft、13.5インチの『Surface Book』発表、スペックや価格―ライブ記事

Source：Surface Book