Microsoftが「Surface Duo風」な書籍タイプ折りたたみ端末のカバープレート特許を出願

公開日: : Microsoft Surface ,

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

2023年9月、Panos Panay氏がMicrosoftを去った時に「Surface Duo」は終わったように思う。

ニッチながら書籍スタイルで開く2枚のディスプレイを備えたデバイスは一定のファンを獲得していたが「Surface Duo 3」の開発キャンセルも報じられている。

そんな中で米国特許商標庁(USPTO)が先月末に公開したMicrosoftの特許が何かと酷似していた。

「Surface Duo風」な書籍タイプ折りたたみ端末

「Duo」は2組やペアといった意味になるが、Microsoftの特許出願資料を見ると1枚のディスプレイを折りたたむ仕様となっている。

そのため2つのディスプレイを持つ「Duo」の後継とは呼べず、Surface Duoで培った2画面を管理するシステムも画面=ウィンドウという認識で再構築が必要かもしれない。

「書籍タイプ」と勝手に書かせていただいた理由は、まるで本のようにディスプレイを折りたたむから。

特許名称を日本語に直訳すると「折りたたみ式コンピューティングデバイスの背面カバープレート」となり、背面のスパインカバープレートと呼ばれる新機構が特徴となっているようだ。

ヒンジと画面を折りたたむ部分を保護するカバープレートは隙間を覆うことでチリ・埃や水の侵入を防ぐという。

もう1つの特徴としては背面カバープレートの機構により、耐衝撃性が向上、ディスプレイのシワも見えにくくなるほか、デバイスを閉じた時に本体をヒンジ機構へ近づける仕組みにより薄く、持ちやすくなるとのこと。

薄くなる仕組みについてMicrosoftは何枚もの図を入れて事細かに説明している。それを端的に書くなら「畳んだ際にヒンジ部分が後ろに後退して薄くなる」ようだ。

MicrosoftといえばWindows MobileやAmazonアプリストアによるAndroidアプリ導入の失敗などモバイル関連で良いニュースを聞かないが、同社のキーボードのような長く使える書籍端末になることを期待したい。

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑