M3チップ超えを謳う「第11世代 Surface Pro」発表、スリムペン2の対応機種・特徴ほか本体価格・発売日
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Microsoft Surface Surface Pro, 新製品
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米マイクロソフトは現地時間2024年5月20日、自社で定めた生成AIに対応する一定水準のPCカテゴリー「Copilot+PC」に属する最新の2in1端末「Surface Pro(第11世代)」を発表した。
13インチOLEDまたはLCD HDRのタッチスクリーン(解像度2880×1920)を搭載した「Surface Pro(第11世代)」は本体重量895g。プロセッサはSnapdragon X PlusあるいはX Eliteから選べる。
メモリは16GB or 32GB LPDDR5x、ストレージは256GB/512GB/1TBのSSD Gen 4。
日本マイクロソフトは日本時間2024年5月21日より予約受付を開始している。
この記事ではスリムペン (2nd エディション) の対応機種や特徴を記録していく。
「第11世代 Surface Pro」のスリムペン。
日本マイクロソフトの公開した製品ページ冒頭には次の特徴4つが掲載されていた。
- 一日中長持ちするバッテリー駆動時間(最大14H動画再生)
- Surface Pro 9と比べてパフォーマンスが90%高速化
- OLEDタッチスクリーンの採用
- 最先端のAIを支えるNPU
上記のことから「外出先でもずっと使える」「AIでパワーアップした」「一日中さまざまなことを」といった言葉が並ぶ。
「Surface Pro(第11世代)」は背面キックスタンドを備え、着脱式キーボードに対応する。
ハードウェアとしての特徴
次に筐体や内蔵パーツに関する特徴を4つ掲載した。
- 超薄型で超軽量(900g未満のポータブルなデザイン)
- 柔軟な角度で作業できる(Surface Pro Flexキーボードは自由な位置に設置可能)
- WiFi7と5G接続(オプション)に対応
- 2つのUSB-Cポート
続いて「よりスマートに作業する」として「回顧機能」を紹介、PCに記憶する方法を説明するだけで瞬時に対応してくれるという。
また、「コクリエイター」ではテキストプロンプトやイメージプロンプトで映像を文字や画像で説明することでAIが創作をしてくれるとのこと。
他にもAIでパワーアップしたOneNote、PhotoShopの生成AIなどが紹介されている。
「Surface スリム ペン」(定価22,770円)は厚めのうどんといった形状で、AIで強化されていると説明された。
筆圧は4096の圧力まで感知、本体サイズは136.8 x 11.3 x 6.3 mm、重量13g。リチウムイオン電池で通常使用において最大15H駆動。
充電器は付属せず別売り。しかし、下図の「スリムペン付きSurface Proキーボード」は収納と同時に充電が行える仕組みとなっている。
「スリムペン付きSurface Proキーボード」はペン収納トレイでスリムペンの充電が可能。大型ガラス製タッチパッドと高級感のある Alcantara素材を使用したカバーを備える。定価は45,320円。
「Surface スリム ペン」に話を戻すと本体カラーはマットブラックの1色展開、プラスチック筐体。ペン本体にはサイド ボタン、トップ ボタン (消しゴム機能付き)を搭載。対応機種は次のようになっていた。
- Surface Laptop Studio
- Surface Pro 8 および 9
- Surface Pro X
- Surface Duo 2
- Surface Hub 2S
Surfaceとの接続はBluetooth 5.0を介して行われるのでワコムペンなど電池レスや通信機能を使わない液タブのような性能は期待
前面ディスプレイに配置された「Surface Studio カメラ」は”自動フレーミング”と”クリエイティブフィルター”、”ポートレートブラー”といったビデオ通話を快適にする機能を備えている。
「Surface Pro(第11世代)」の価格・発売日
日本マイクロソフト直販サイトではLCDディスプレイ版が207,680円から販売、OLED版は295,680円となっている。
主なオプションとして用意されている5G対応は2024年後半に提供予定。
いずれも予約注文の受付のみ、発売日は6月18日。
リンク:日本マイクロソフト – Surface Pro 11