ASUS ZenFone 3は3G/4Gの同時待受（SIMカード2枚）可能、日本向け対応周波数を見る

ASUS ZenFone 3シリーズは3G/4Gの同時待受可能

　デュアルSIMデュアルスタンバイといえば中国メーカーのスマートフォンが主流で、主に日本で使えない2Gを含めたデュアルスタンバイが多くキャリア回線で通話＋格安SIMカードでデータ通信といった使い方が困難でした。

　今回イベントに参加したユーザーから『ZenFone 3』シリーズで3G/4Gの同時待受ができたという報告があったことから週刊アスキーさんがテスト、噂は本当だったという記事を公開しています。

　実機は『ZenFone 3 Ultra』のグローバル版、SIMカードは2Gを提供していない台湾キャリア「T-Star」（3G/4G）で2枚用意したとしています。実際にSIMカードを入れたところ通信アイコンが２つ並びステータス画面でも電波を掴んでいる事を確認したと伝えています。

　また、低価格で販売される予定の『ZenFone 3』でも同様に2本ともアンテナが立ったとの事。

日本で発売されるのか、対応周波数を見る

　今回テストされた『ZenFone 3 Ultra』（ZU680KL）は日本で発売する予定があるのか、実際にアナウンスはありませんがスペックシートに「JP」とあれば可能性があるため確認しました。

　残念ながら『ZenFone 3 Ultra』（ZU680KL）には「WW」版と「CN」版しか用意されていません。続いて『ZenFone 3』（ZE552KL）を確認してみました。

• 3G：TW/JP/HK version Band: 1/2/5/6/8/19
• 4G（FDD）：TW/JP/HK version Band: 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28
• 4G（TD）：TW/JP/HK version Band: 38/39/40/41

　あった！ありました。

　日本でも大手通信キャリアの通話専用プランSIMカード＋格安SIMカードを使った運用が期待できそうです。是非とも購入したいですね。

　『ZenFone 3』シリーズのスペックと画像は次の記事より確認できます。

• 6.8型ASUS ZenFone 3 Ultra ZU680KL発表、スペック・価格・対応周波数・発売日・動画
• ASUSが5.5型『ZenFone 3（ZE552KL）』発表、スペック・価格
• ASUSからRAM6GB搭載『ZenFone 3 Deluxe（ZS570KL）』発表、一部スペック

　週刊アスキーさんの記事では画像入りで詳細が記録されています。

　Source：週刊アスキー