10インチ頂上決戦、防水495gな「Xperia Table Z」 vs 高解像度「Nexus 10」 スペック比較

「Xperia Table Z」と「Nexus 10」とスペック比較

はじめにスペック比較表を見てみます。

それぞれメーカーの日本向けサイトの仕様から得た情報ですが

バッテリーなど日本では駆動時間しか掲載していないような不足部分は

海外向けメーカーサイトから入手しました。

「Xperia Table Z」の強みと弱み

Nexus 10 と比べて目立つ違いは、重量です。

「Xperia Table Z」は 10インチにして 495g という軽量さは

8.9インチの「Kindle Fire HD 8.9」でさえ 567g あることからも知ることができます。

厚みも6.9～7.2mmと薄くなっています。

更に防水防塵ということでバスタイムまで連れ出せます。

毎日、防水ケース LOKSAK に iPad や Nexus 7 を入れてニュースや

動画を視聴、メールやブラウジング、音楽を聴いている身としては

「そのままバスルームへ移動できる」というのは魅力的です。

しかし、軽量化と薄さの代償としてバッテリーが6000mAhと少ないのが気になります。

ストレージは Sonyストア限定の 16GB と 通常販売の 32GB があります。

Windows とは異なり 16GB でも足りるとは思いますが

最近 Twonky Beam が地デジの持ち出しにも対応したり

電子書籍の環境も整うなどストレージを要求する使い方が増えてきています。

そこで必要となるのが外部ストレージです。

「Xperia Table Z」は microSDカードスロット搭載で最大64GBの

SDXCカードに対応ので、長く使えるタブレットとも言い換えられます。

続いて解像度ですが「Xperia Table Z」は 1920 x 1200（WUXGA）で

Nexus 10 の 2560×1600（WQXGA）と比べて劣りますが

現行の10型タブレットでは平均的なスペックで低いと言うほどでもないと思います。

外部出力として HDMI がないのは残念ですが、Miracast対応予定とのことで

ワイヤレス版HDMIに対応するのだからと理解するように努めます。

NFCは、日本向けのおサイフケータイ機能ではないので注意が必要です。

Suicaの履歴とかを見ることができる世界標準規格での搭載だと思われます。

Nexus 10 と比較して

Nexus 10 は 「Chromebook Pixel」同様に高解像度を売りにした

デバイスという印象があります。

高解像度は Google の戦略なので、その先に何かがあるのだと思いますが

現状ではアプリやサービスが追いついていない感があります。

スペックを比較すると Nexus 10 が強みとなる箇所は

解像度と外部出力、バッテリー、価格だと思います。

高解像度が体験したくて Nexus 10 を購入したユーザーとしては

もうしばらく待たないと恩恵が受けられない気がします。

「Xperia Table Z」はバッテリーが少ないのが気になりますが

Windows系タブレットPCなどの独自充電ポートと異なり

microUSB充電ですからUSB変換シガーソケットやモバイルバッテリーなど

充電環境の充実がバッテリーの少なさをカバーしてくれると思います。

価格は、「Xperia Table Z」が1.5～1.6万ほど高額です。

＜32GBモデルの比較＞

差額は、15,000円。

• Xperia Tablet Z：59,800円
• Nexus10 ：44,800円

＜32GBモデルの比較＞

差額は、16,000円。

• Xperia Tablet Z ：52,800円
• Nexus10 ：36,800円

6万円以下であれば「Xperia Table Z」は安いと感じました。

防水防塵で使えるスペックのタブレットというだけで数は減ります。

更に軽量500g 以下を求めると皆無です。

Windowsタブレットになってしまいますが富士通の 防水タブレット

ARROWS Tab Wi-Fi QH55/J でさえ約574gあります。

nasne も所有しているので購入してしまいそうです。

次回は、「Xperia Table Z」の特殊機能について記録したいと思います。

追記、、、特殊機能を調べました。

Xperia Table Z が欲しくなった５つの魅力

Source : Xperia Table Z