SONY、エントリー向けデュアルSIM5型『Xperia E4』発表/ZenFone 5とスペック比較
公開日:
:
ソニー
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
Sony Mobileがエントリー向けデュアルSIM5型『Xperia E4』を発表しました。公開された仕様がプレスリリースと一部合わない内容もありましたが、同じエントリー向け5型スマートフォン『ZenFone 5』とのスペック比較表を作成しました
デュアルSIM5型『Xperia E4』のスペック比較
『Xperia E4』は1.3GHzプロセッサやRAM 1GBにROM 8GBというスペックからもエントリー向けであることがわかります。
プレスリリースと製品スペック表に違いあり
Sony Mobileが最初に送付した『Xperia E4』のプレスリリースでは「1.3GHz quad-core MediaTek processor」とありMediaTek製プロセッサが使われていることになっていますが、後に公開されたスペック表を見ると、「1.3GHz Quad Core」「Adreno 330」とあります。
グラフィックスがAdreno 330ということはQualcomm製Snapdragonシリーズの可能性が考えられます。MediaTekがグラフィックに「Adreno 330」を採用していれば話は別ですが、、、。
また、北米はQualcomm製などといった感じで市場により異なる可能性も考えられます。
Android OSのバージョンも判断が難しい
プレスリリースには「Android 4.4.4 KitKat」とありますが、製品仕様表には「Android 5.0 Lollipop」となっています。よくある「Lollipopにも対応予定」という意味で捉えるのが無難と思われます。
『Xperia E4』と『ZenFone 5』のスペック比較表
既に日本でSIMフリースマートフォンとして発売されているASUS製スマートフォン『ZenFone 5』とスペック比較表を作成しました。
タブクル調べ tabkul.com |
SONY Xperia E4 | ASUS ZenFone 5 (A500KL) |
OS | Android 5.0 Lollipop | Android 4.4 Kitkat |
CPU | MediaTek MT6582 1.3GHz 4 x Cortex-A7 + Mali-400MP2 | Qualcomm Snapdragon400 1.2GHzクアッドコア |
ストレージ | 8GB NAND Flash | 16GB/32GB eMMC |
SDカード | MicroSDカード最大32GB | MicroSD最大64GB |
RAM | 1GB | 2GB |
液晶 | 5インチ/IPS液晶 | 5インチ/IPS液晶ゴリラ |
解像度 | 960 x 540 | 1280x720 |
前面カメラ | 200万画素 | 200万画素 |
背面カメラ | 500万画素 | 800万画素 |
Wi-Fi | 802.11b/g/n | 802.11a/b/g/n |
GPS | GPS/GNSS | GPS、GLONASS |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 |
USB | MicroUSB 2.0 | MicroUSB |
HDMI | 非搭載 | 非搭載 |
サイズ | 137 x 75 x 10.5 mm | 148.2×72.8×10.34mm |
重さ | 144g | 145g |
バッテリー | 2,300mAh | 2110mAh |
価格 | 未発表 | 26,800円/29,800円 |
スペックを見る限り『Xperia E4』が日本で発売されるのであれば「ZenFone 5」よりも低価格が期待できそうです。しかし、ブランドやアプリ、連携サービスなどを考えると同等の価格になる可能性もあります。
『Xperia E4』の特徴・対応ネットワーク
『Xperia E4』はエントリー向けモデルながらカメラ機能では4倍デジタルズーム/HDR撮影/手ぶれ補正機構/ジオタグ/HDビデオ録画/シーン自動識別といった機能を備えています。
カメラ向けアプリではXperia ZシリーズにプリインストールされていたARファン/ARエフェクト/タイムシフトなどを内蔵しています。
サウンド面について
サウンドではバーチャルサラウンド技術「3D VPT」/全ての曲を一定以上の高音質にする「Clear Audio+」/xLoud/RDS採用FMラジオを内蔵。
バッテリーについて
バッテリーはスタミナモード搭載で最大2日間駆動が可能なほか、個別にアプリの通知を停止できるスタンバイ設定を備えています。
バッテリー容量は2,300mAhで、HD動画なら6.5時間視聴、音楽再生は48時間とのこと。
デュアルSIM搭載、対応ネットワーク
MicroSIMカードスロットのデュアルSIMタイプで対応ネットワークはGSM GPRS/EDGE(2G)/UMTS HSPA(3G)。
『Xperia E4』は幾つかの市場で2月後半にリリースされる予定で、価格は不明です。
ソニーの格安スマホ参入デバイスとなるのか注目です。
ソニー、「Xperia」旧モデルで格安スマホ参入へ/イオンとタッグ
Source:Sony Mobile/Anandtech