ついにUQモバイル超えか、LINEMOミニプランで比較・MNP解約料などチェック

公開日: : 最終更新日:2022/06/22 モバイル通信 , , ,

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サブブランド競争の幕開けとして「待機」が正解なのかもしれないが、すぐにでも乗り換えたくなる新プランがSoftBankから発表された。

この記事では、7月15日から提供開始となったLINEMO「ミニプラン」と契約中のUQモバイル「くりこしプランS」を比較、乗り換えるか検討した内容を書いていく。

※記事内は全て税込表示。

UQモバイルとLINEMOミニプランを比較。

月額0円の楽天モバイルは通話困難なレベルで、かつ低速モード最大1Mbpsも月間通信量にカウントされ、一定期間使わないと利用停止という「うっかり解約」があるためメイン番号を乗り換えられずにいた。

それもあって通信安定、低速時もバースト快適、通話品質OKでコストパフォーマンスに優れたUQモバイル「くりこしプランS」を継続している。

しかし、ソフトバンクが対抗プランを投入してきた。

月額料金・割引料金で比較

UQモバイル「くりこしプランS」は月額1628円、でんきセット割り利用で580円OFFの月額900円となる。

通信量は月間3GB、制限時は最大300kbps。通話料金は22円/30秒。

電気小売りサービス契約者が高額請求で苦しんでいる報道を見てから、東京電力から変える勇気はないがリスクを背負えば月額990円になるサービスだ。

次にLINEMO「ミニプラン」の料金。

こちらは割引のために契約などの条件がなくシンプルに月額990円、月間3GBで制限時も最大300kbpsでLINEギガフリー対応、5Gにも対応している。

まさにサブブランドで「ひとりがち」状態だったUQモバイル「くりこしプランS」を狙い撃ちに来た大企業ならではのよくある戦術だ。

LINEMOは1年間に限り5分以内の通話が0円になるキャンペーンも展開(詳しくは記事末尾にある前回の記事リンク先にて掲載)している。

これに対してUQモバイルは従量課金制、月額基本料でも通話料でも高額という状態となった。

(追記)UQ mobile くりこしプランSは「翌月くりこし」「手動の速度切り替え」が可能。LINEMOは「繰越なし」「速度切り替え不可」という違いがあった。

LINEMOの強み、乗り換えるべきか。

UQmobile Store

今回の発表で最初に思い浮かべるのは「UQモバイルの対抗値下げ」だろう。

しかし、大容量通信WiFiサービスなどに貸し出しているソフトバンク回線に比べて高品質の印象が強いKDDI/au回線を月額990円に下げてまで、付き合う可能性はあるのか。

すでに「でんきセット割」で月額990円を謳っていることもあり、利用者の大移動というダメージがない限り基本料金は値下げしないかもしれない。

過去に格安SIMサービス(MVNO)各社から低価格なプランが乱立したときも月額1628円という最低料金は変えていない。(プラン名は変えたけれど)

通話料にしても通話0円を謳う楽天モバイル登場時も動じず、頑なに通話料は変更しなかった。LINEMOが1年5分0円を出してもキャンペーンだからと変えない可能性がある。(それをソフトバンクが狙っているという話もあるが・・・。)

そういったKDDIによる過去の対応を振り返ると「ソフトバンクに合わせて対抗値下げ!」は行わない気もする。

auでんきで検索すると解約料などの問題があり、かつKDDIのポイント関連は利用していないので割引契約をすることはないだろう。

LINEMOの5分通話を1年間0円は魅力的だが、実際に電話をすると10分はほしい。その10分を最安となる770円で提供しているのがUQモバイルだ。

そもそも通話自体が年1回あるかないか、振り返ると確定申告時期に合計40分〜50分ほど通話したが固定電話への発信なのでスカイプが通話品質も良く破格(UQモバイルにも60分/月額550円と低価格オプションはあるが1ヶ月前に申し込む必要がある。スカイプは支払い後から即通話OK)だった。

通話5分で満足しデータ繰越と速度切替が不要なら月額料金と通信内容からLINEMO「ミニプラン」への乗り換えはありだと思った。

それではとUQモバイルの解約方法についてチェックした。

UQモバイルの解約方法について調べる

さっそくUQモバイルの解約ページを確認したところ、次の注意を掲載していた。

  1. 更新月がある。(契約解除料10,450円が必要)
  2. UQで購入した端末代金
  3. メールアドレスが使えなくなる。

まずUQモバイルには更新月があり、それ以外に解約すると解約料が請求されるため、おしゃべりプラン・ぴったりプラン契約者は注意が必要だ。(くりこしプラン・スマホプラン・その他のプランに更新月はない)

また、端末を購入していれば、それなりの対応が必要だが私はAppleストアでSIMフリー版iPhoneを使っているので問題ない。

最後にメールサービスオプション(○○○○@uqmobile.jp)が利用できなくなるとあった。

MNP転出手数料 3,300円は2021年4月1日から廃止となったため、0円のようだ。

MNP転出は0120のフリーダイヤルまたはマイページ「myUQ mobile」から手続きが行えるので「解約は店舗限定」といった嫌がらせはない。こういった解約時も優しいサービスは意外と少ないので記憶しておきたい。

月額料金は、月の途中で「くりこしプラン」を解約した場合、基本料金が日割りになると書いてあった。(FAQページへ)

次にLINEMOの初月にかかる費用。

FAQページをみると、契約事務手数料は0円で、MNP転入時も0円となっていたため、月額基本料金のみとなるようだ。

つまりMNP費用は0円、契約手数料も0円、UQモバイルの解約も日割り計算。

なんか少し前はMNPで結構な金額を支払っていたような・・・。

前回→ソフトバンク「LINEMO」、月3GB/990円のミニプラン提供開始・制限速度など

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