Raspberry Pi Pico WがBluetooth対応に、SDK1.5.0リリース

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低電力のRP2040で動作するシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Pico W」が従来のWiFiに加え、新にBluetoothに対応したことが明らかにされた。

最新のSDK1.5.0ではベータ版として扱われている。

Raspberry Pi Pico WがBluetooth対応に

2022年夏にリリースされた「Raspberry Pi Pico W」は、Raspberry Pi財団の独自設計によるマイコン”RP2040”とWiFIとBluetoothをサポートするワイヤレスチップを搭載した格安シングルボードコンピュータ。

しかし、発売当初はBluetooth接続をソフト面でサポートしておらず、WiFi接続だけが行える状況だった。

そんな状況のなか、3日前にリリースされたSDK1.5.0にて待望のBluetoothに対応した。

ベータ版ながらBluetooth Low Energyに対応しており、近距離に存在する対応デバイスとワイヤレス通信が行えるようになっている。

今回のBluetooth搭載を実現できたのはオープンソースのBTStackによるもので、同プロジェクトは非商用であれば無償利用が可能、商用ではライセンス契約が必要となっている。

しかし、Raspberry Pi財団はBTStackのラインセンスを取得したとして、開発者がBluetooth接続できるRaspberry Pi Pico Wベースのデバイス(自作キーボードなど)を販売できる可能性を示唆した。

いずれにしてもベータ版の状況にあり、今後の展開が待たれる。

この「Raspberry Pi Pico W」についてはスイッチサイエンスにて1210円(switch-science.comへ)で準備されているものの2022年6月30日の時点で「技適」の未取得を理由に【未発売】となっているが、その4ヶ月後となる2022年10月に技適取得を確認したという複数の報告が挙がっている。

なお、Raspberry Pi Pico W互換機(クローン)でBluetooth対応済みの「Banana Pi BPI-PicoW-S3」はaliexpressで755円(AliExpressへ)、Banggoodで1472円(Banggoodへ)で販売されていた。

Source:github

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