WiMAXルーター比較、AtermWM3800R vs Mobile Slim vs URoad-Aero(2013年6月23日時点)
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@niftyのWiMAXキャンペーン契約が6月末で終了するため、次なるWiMAXサービス探しを開始しました。
今回はプロバイダではなく「WiMAXルーター選び」をしたいと思います。
WiMAXルーター比較(2013年6月23日時点)
今回、価格コム上位3機種から「AtermWM3800R」「Mobile Slim」「URoad-Aero」を選び比較しました。
3つのWiMAXルーターを比較する
はじめに3つのWiMAXルーターのスペックを比較します。
NECのAtermブランド効果でしょうか、価格コムでは AtermWM3800Rが一番人気となっていました。続いて最も遅く発売された Mobile Slim が2位です。重量が最も軽い 67g、バッテリー12時間とスペック面で魅力的な数字が並んでいます。3位は URoad-Aero で接続台数が最大11台、バッテリー12時間でした。
AtermWM3800Rの特徴を知る
AtermWM3800Rの特徴を箇条書きにしました。
- WiMAXの電波が弱いスポットでも快適に通信ができる「WiMAXハイパワー」に対応。
- スマートフォンへの給電機能を搭載(USB給電機能)
- スマートフォンの画面で電波強度や電池残量をチェックできる「Aterm WiMAX Tool」では休止状態への移行や休止状態からの「リモート起動」もサポート。
- パソコンと直接USB接続すれば、内蔵充電池を使わずにWiMAX通信ができる(USB通信機能)
専用アプリ「Aterm WiMAX Tool」
アプリは全て無料となっています。
別売の専用クレードル「PA-WM08C」は、有線LAN(100BASE-TX)1ポートを搭載。(色はブラック)
またクレードルとブロードバンドルータを接続することで、WM3800Rを無線LANアクセスポイントとして利用できるとのこと。
Mobile Slim の特徴
薄さと軽さ(最軽量 67g)、バッテリー持続時間(稼働時間 12時間)に特化したWiMAXルーターです。
また名称の通り「ボディ」と「機能」がスリムなのが特徴でした。
WiMAXハイパワー対応で別売りクレードルがあります。
『Mobile Slim』のクレードルには有線LANポートがないため nasne や 無線LANルーターによる拡張ができません。
専用アプリはないようですが「Mobile Slim Status」という電池残量を確認できるアプリが存在していました。
『URoad-Aero』の特徴
最後の『URoad-Aero』は1番目の「AtermWM3800R」と似たWiMAXルーターという印象です。
厚み8.4mm、重量74gと軽量ながら連続通信 12時間となっています。通信がないときはウェイティング機能が動作するほか、休止ボタンによるクイック起動に対応しているようです。
- バッテリーの脱着が可能。
- WiMAXハイパワー対応
- モバイルルーター初となるタイマー予約機能「Aeroモード」搭載
- USB接続モード対応でPCからの給電&通信可能
- 同時接続台数 11台
- スマートフォンから遠隔操作スマホアプリ「URoad Magic」
<遠隔操作スマホアプリ「URoad Magic」の機能>
アプリは、Android版 / iOS版 が用意されています。
- WiMAX電波状態表示
- バッテリー残量表示
- ソフトウェアのバージョン表示
- 休止状態への移行
- 端末の電源オフへの移行
- ファームウェアアップデート
- SSID等設定の変更
- Web設定画面へアクセス
- WiMAX⇔公衆無線LAN接続のモード切替
- タイマー予約設定「Aeroモード」
- USB接続モードのオン/オフ
- Wi-Fi機器接続台数の表示
別売りの専用クレードル「URoad-Aero Station」は充電台になるほか、ルータモードで有線LAN接続やアクセスポイントモードでモデムに接続することにより、宅内のアクセスポイントとしても利用可能。
WiMAXルーター比較した感想
WiMAXルーターの基本スペックを比較した段階では『Mobile Slim』が良いと感じました。
しかし、『Mobile Slim』のクレードルに有線LANポートがないため比較対象から外しました。
それは個人的な理由からですが、現行のWiMAXルーター(WMX-GWMR)単体ではルーター性能に限界があり頻繁に切断したという経験があります。もちろん『Mobile Slim』は単体でも優れた結果を残すかもしれません。
具体的に書くと、WiMAXルーターのクレードルにある有線LANから無線LANルーター「AtermWR9500N」へ接続、「nasne」の地デジ配信 や ルーター処理 を開放したところWiMAXルーターが安定した経緯があり環境を変更したくないのが本音です。
そうなると有線LANポートを備えた別売りクレードルがある『AtermWM3800R』と『URoad-Aero』の一騎打ちとなります。
スペック・機能から モバイル用途であれば『URoad-Aero』、価格コムランキング1位でユーザー数も多いと想定して情報数が多そうな『AtermWM3800R』という選択肢も悪くありません。あとはキャンペーンに合わせて選ぶといった感じでしょうか。