海外版「ダンメモ」がサ終に、今日『ダンクロ』を辞めた理由。

公開日: : その他

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ダンまち〜メモリア・フレーゼ〜 (ダンメモ)の海外サービスが2024年2月28日22:00 (PST)に終了した。

日本向け「ダンメモ」は本日から英雄祭がスタートし、春姫とヴェルフの二人が登場している。それに合わせてゼノスたちが活躍するバレンタイン復刻イベントの最終章も公開された。

ちょうど良い機会だったので「ダンメモ」に引導を渡したような後発サービス「ダンクロ」を辞めた。サービス開始初日からプレイしてファミリアの団長だったが無責任にも辞めさせていただいた。その理由も記録していく。

「ダンまち」ゲームの光と影。

『ダンまち メモリア・フレーゼ』(US版、EU版、TW版、KR版)は2024年2月28日22:00 (PST)をもちましてサービスを終了させて​​いただきます。

これは海外向けダンメモ公式SNSアカウントが2023年12月28日に投稿(Twitter.comへ)した内容だ。

ダンまち自体を知ったのが遅いこともあって、ダンメモは英雄祭オッタルの少し前あたりから始めた。かなり後発組となる。

微課金なのでできる限り売り上げをあげられるよう広告を見るくらいの賑やかし程度にしか貢献できていないが、そんな私でも組み合わせ次第で全て5凸で揃えた課金組を撃破できるゲームバランス。これにより後から参加しても楽しむことができた。

ダンメモで驚いたのは大森藤ノ先生が直接ストーリーを手がけていたこと。

だから、ストーリーがめっちゃ面白い。

そこへ声優陣の活躍が加わりイラスト付きのオーディオブックのような状態でダンまちの続編を読めるゲームとなっていた。

暗黒時代に散っていった正義を掲げる少女たちアストレア・ファミリアや、小人族(パルゥム)が崇める女神のフィアナ騎士団など涙無くしては語れない話が多い。その後、書籍化されたことからも先生とダンメモ開発陣の熱量を感じ取れた。

大森藤ノ先生はゲーム版のストーリーだけでなく、本編”ダンまち”の小説も当初の6ヶ月連続刊行から最終的に13ヶ月連続刊行という偉業を達成した。これだけで何かしらの恩恵を授かれそうだ。

また、ベルクラネル役の松岡禎丞氏も2019年には『ダンメモ』の収録において「モバイルゲームにおけるワード数最多」のギネス世界記録に認定されている。

そんなソシャゲの良い事例となりそうなダンメモ(の海外版)が終わり、日本版も終わりへと近づいている。

ダンメモのライブ配信も大いに盛り上がっていて、後半はほぼロキファミリアが中心となっていた。もう一人の主人公であるレフィーヤ(木村珠莉氏)と団長フィン(田村睦心氏)が活躍していたのが印象的だ。

3Dのド派手アクションが魅力の「ダンクロ」は現在。

 ダンメモの思い出もあって、ダンクロはサービス開始直後からインストールしてファミリアを作り団長として今日まで活動してきた。

 インストール前の印象は3Dかぁ〜、ついにゲームもアニメのような動きあるストーリーが展開できる時代になったのか。凄いな。

 そして実際にプレイすると「アプリ落ちすぎ」。これに尽きる。

 メインのストーリーを開こうとすればパーティー編成画面で落ち、闘技場を開こうとすると落ちて、しかも負け判定。魔石争奪戦も開始直後に落ちるだけでなく中盤や終盤でも落ちるポイントがあり、負け判定となってしまう。

 パーティー編成画面で落ちる報告は多い。意地を張らずに2D画面を選べるようにすれば離脱者も減るだろうに。と思う。そもそも肝心のストーリーが2D(イラスト)中心で、3Dはほぼ立っている姿に汗マークなどがつく程度なのだから。
 これなら音楽にも注力していたダンメモを継続してくれたほうが良かったと本気で思う。それだったら先生も同じペースで新しい冒険譚を書き下ろしてくれたのに。

 また、ソシャゲで最も楽しみなガチャ画面を開こうとすると高確率でアプリが落ちる。なんとかガチャを引いたと油断した瞬間に落ちたことも。

 そもそもガチャを絞り過ぎているのが残念。80連で1枚UR交換チケットをもらえるが、それが期間限定キャラでないときの虚しさといったら・・・それが原因なのか私のファミリアにいた戦闘力が2番目に位置する副団長候補だったメンバーが50日ほどログインしていない。

 他にもビープ音がなるステージがあったり、未踏領域ではAIが壁に向かって走り続けたりとハーフアニバーサリーを迎えても初期から体験してきた不具合は改善されていない。というか、ハフバなのに大きなイベントが1つもない。

 iPhoneはメモリが少ないから落ちるという情報もあり、ROG Allyへ移動したが今度は定期的に起動しないなど別の問題が発生してiPhoneに戻した。

 以上が不具合とガチャの不満。ここからは辞めようと思った直接的な理由を書いていきたい。

 それはやはり、メインの「魔石争奪戦」と「ダンまちの本質」が異なること。

 同じダンクロを楽しむ仲間を血祭りにして、その集めた魔石を奪い取る。これがメインのようだ。2024年2月29日時点ではアルテミスによる虐殺が続いている。前出の副団長候補はアルテミスを引けなかったから引退した可能性もある。

 最近はストレスを感じるのでオートにしていた。しかし、バッテリー消費が激しく、いつの間にかアプリが落ちていることも多い。3回に1回の頻度でアプリが落ちるので事前の再起動やメンバー集結など待ち時間も面倒になりゲームから離れていく。

 ダンまちは異なる神に集った眷属たちが、それぞれの正義やトラウマを超え力を合わせて終末へ挑む英雄譚なわけで「魔石争奪戦」のような殺し合いをするゲームではない。

 もちろん「ダンクロ」のような思考回路は作中に登場する。彼らは闇派閥(イヴィルス)と呼ばれ淘汰される側に位置している。蠱毒(こどく)的な考えで執行する邪神はいたけれども。

 この闇派閥に繋がる発想は先日の決算発表会でも披露された。

 KLabは2023年12月期(2023年1月1日~2023年12月31日)に17億2,800万円の純損失を計上、3期連続の最終赤字となったことを明らかにしている。ここで配布された資料では「ダンクロ」の不調が原因と何度も強調。原作に寄り添わないゲームが売れるはずがないのに。

 「決算報告の内容といい原作のイメージが壊れてしまう」

 これがダンクロを辞めた理由だ。ゲーム内容で十分に冷め切っていたが、さらに決算報告を見て付き合わない方が良いと判断した。

 原作者と脚本家の問題が話題となったが、旬の俳優たちをどう活かすかから始まる脚本家は設定を書き換える仲介屋でしかない。それはテレビ特権を得た危うい二次創作とも言える。ゼロから産んだ原作者の気持ちなんか考える余裕はないだろう。

そして「ダンクロ」は、ダンまちのIPが手に入ったので3Dキャラをどう活かすかから始まっているように感じた。それなら冒険者同士で殺し合い奪い合わせる魔石争奪戦へ辿り着くのも頷ける。

ダンメモ開発陣なら「共闘戦線」(勝手に命名)といったコンテンツをつくり協力プレイを重視したと思う。アストレア・レコードで正義の眷属たちが協力しあう姿はダンメモの塗り直しであっても見てみたい。

最後になるが昔、弟切草というゲームが好きだった。

それに近いダンメモは稀に見る良質なコンテンツだと今も思っている。文字しかない小説が大昔から現在まであるのだからイラスト+音楽+声優という豪華な紙芝居とも言えるゲーム小説は廃れないコンテンツではないだろうか。ダンメモが復活してほしいと願わずにはいられない。

Source : Twitter.com

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