最安「かけ放題」の2社「mineo vs 日本通信」比較、田舎暮らしは電話が不可欠な件

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2024年9月7日、朝の室温14度という寒さで目覚めた山奥。

無事に光回線が開通して楽天モバイルも役目を終えつつあるなか、新たな通話サービスを検討する必要がでてきた。

田舎暮らしをするとメール連絡をしても見てもらえない。さらに言えば冷たい印象さえ与えてしまうようだ。そんなの時代錯誤だって寅次郎も謳うが、郷に入れば何ちゃらと何某さんが言っていたようにここは従おうと思う。

ただし「かけ放題」と言っても実用的ではないタイプを除く。

代表的な「5分かけ放題」なんて論外。相手が「少々お待ちください」なんて言って保留音を聞かされたらアウトだ。他にも月間10分までなど短いトータル時間も対象外とする。

最安「かけ放題」を探そう

格安SIMサービスでは一気に最前列へと飛び出したpovo2.0を見てみると5分かけ放題なら月額550円だが、24時間かけ放題ともなれば一気に1650円へと跳ね上がる。

次に安さで支持を集めるmineo。

同サービスで最も安いスーパーライト(最大32kbps)にオプションとしてつけた場合、10分かけ放題=800円、24時間かけ放題=1460円。うーん、どうだろう。

現在契約中のRakuten最強プランはデータ通信を使わずRakuten Linkだけを使うなら1078円で済む。ただし音質は悪い。というかほぼ会話できないという時もあり先方にも失礼な印象を与えてしまう。

Rakuten Linkは付随サービスなので利用したところがある。同じIP通話サービスならSkypeのほうが音質良好で途切れず費用も500円程度、それで有り余る通話時間を得られるのでよかった。確定申告時期に事例の少ない内容を税務署へ尋ねると結構な時間がかかるので、その際に何度か活躍した。

そして契約中の日本通信SIM。

最安となる290プランであれば月間70分無料通話を追加しても680円で済む。24時間かけ放題は1890円と高い。

これ以上は探しても金額的な違いはなかった。

最安「かけ放題」を選ぶ

ここまでで2つの最安プランが候補に挙がった。

1つはmineoのスーパーライト+10分かけ放題=月額800円。こちらは無制限ながら最大32kbpsという激遅で有名だ。それでも通話サービスは携帯電話回線を利用するので影響しない。

レビューを見ていると最大32kbpsとはいえ、実際は15kbpsも出れば良いほうだという。もはやレジで電子決済アプリを開いてコードを取得できるのかも怪しいレベルだ。

もう1つは契約中の日本通信SIM。こちらは月間1GB+月間70分無料通話で月額680円となる。いや、安いな。

日本通信はbmobile時代から使用しているがデータ容量に関係なく遅い。イメージの話ではなく使っていて昔から2024年になっても思うくらいに遅い。なんかワンテンポ以上は遅れるといった印象がある。新品購入のPhone 15とPixel7aの通信機能が悪いという可能性もあるけれど。

それでもmineoの低速よりは使えそうだ。

しかも、120円も安い。

それに契約し直す必要もなく、アプリから追加オプションを申し込めばよいだけだろう。

ちなみに日本通信SIMの音声オプションは次のようになっていた。

  • キャチホン:月額220円
  • 留守番電話:月額330円
  • 転送電話:月額0円

転送電話が0円というのは意外だった。せっかくなので設定しようかと思う。

日本通信は70分無料通話と5分かけ放題が同じ月額390円で提供している。ここが高評価ポイント。

日本通信みんなのプランとの比較

70分無料通話を追加すると「シンプル290プラン」が月額680円。改めてみても圧倒的な安さ。

その上位プラン「みんなのプラン」は月額1390円。そこには月間10GBと70分無料通話分が含まれている。

その差額は710円。

290プランでデータ容量追加は1GB=220円なので3GBを追加しても課金660円で合計1340円に収まる。つまり月間4GBまでの通信なら290プランが得ということに。

軽キャンを制作して日本を旅する際は、当初の想定通りにデータ通信を楽天モバイル+povoオプションで対処するのが良さそうだ。

よし、290プランに70分を追加しよう。

日本通信アプリから申し込み可能で即日有効となる。しかし、日割り計算ができないので注意。とはいえ月額たったの390円、普通に電話を1件かけるより安いかもしれない。

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