山善 シーズヒーター「DBC-VK123」を注文、選んだ理由

公開日: : 周辺機器 ,

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11月21日から楽天市場でブラックフライデーが開催されている。

それに合わせて車載FFヒーターのほかに自宅へ石油ストーブを導入するつもりでいた。別荘管理人や不動産会社スタッフは「大型FFストーブがあるからいいじゃない」という。しかし、20畳を超える夏仕様のリビング————しかも吹き抜けの大広間から工事しないと移動できず、そこを含めて温めるのは非効率だと思った。屋外の灯油タンクは190Lあり、毎月1回だけ給油すればよいらしいが1回につき2.6万円〜3.2万円ほどかかるらしい。

いやいや、時代とともに暖房も変わっていくはずだ。

先日からレビューしている電熱ベストなどで外気温マイナス3度、室内温度0度も暖房器具なしで快適に過ごせた。ただ着替えをするといった時のたびにFFヒーターをつけるのは効率が悪い。そんな時に石油ストーブを使うつもりでいたのだ。

しかし、3畳ほどのミニキッチンを30分だけ温めて消灯。6畳の和室へ持ち込んで点火するのは危ないし効率的ではない。調べるほど灯油を入れる作業が大変という言葉が増えていく。

そこでミニキッチンは短時間のはずと電気ストーブを検討した。

電気ストーブは進化しているようでカーボンヒーターからグラファイトヒーターへ、そしてシーズヒーターに辿り着いているようだ。カーボンから遠赤外線の含有率が増え身体の芯から温まりやすくなり、部屋も暖かさが残るなんて説明や感想があった。

上位3種類のヒーターは良し悪しがあった。

  • カーボンヒーター:低価格|即暖|範囲(トイレや脱衣所)
  • グラファイトヒーター:中価格|超速暖|範囲(トイレや脱衣所)
  • シーズヒーター:高価格|遅い|範囲(条件により6畳くらいまで対応)

シーズヒーターに至っては6畳や8畳くらいの部屋であれば温まる効果を感じられたという。もちろん寒冷地の真冬を侮ってはいない。下手したらマイナス19度になるというのだから、死ねるレベルだ。いずれにしても即暖の電気ストーブは1つ手にしておきたい。

今回はカーボンヒーターとシーズヒーターを組み合わせたハイブリット「DBC-VK123」を11月21日23時過ぎに注文した。なんと明日(11月22日)の16時には届くらしい。もう限界別荘地とか山奥とか言うのやめようかな・・・。

ちなみにダイキンとかアラジンブランドの某メーカー製品は安くてもセール特価で2万円後半、通常は3〜4万円はする。それが山善は1.6万円(ポイント還元10%含む)だった。

「DBC-VK123」を注文した理由。

まず初めに記事冒頭で楽天ブラックフライデーについて触れたが、今回は山善の楽天公式ショップではなくヨドバシカメラで注文した。

なぜかというと2024/11/21時点でネット価格が最安だったから。

楽天の山善ショップ「くらしのeショップ」で「DBC-VK123」はセール特価19,800円(レビュー16件は楽天販売ページへ)。ブラックフライデーのポイント還元で楽天カードと楽天モバイルを所持している私は2952円相当の還元が受けられる。あとは買いまわりをすれば還元率は少し上がるだろう。この時点で実質価格は16,848円。

ヨドバシカメラは価格17,810円で10%還元なので1781円相当を引くと実質16029円となる。

楽天の買いまわり次第では逆転するが、シンプルにヨドバシが安いことが大きい。ちなみにAmazonは19800円(レビュー8件はAmazonへ)だった。

しかし、ヨドバシを選んだ理由は他にもある。

  • (配送)楽天の山善ショップは発送時に製品段ボールを剥き出しで発送する
  • (応対)楽天公式ショップにしては珍しく積極的なサポートがない
  • (速度)11月21日終日までの注文で翌日の午後1番便で配達してくれる

積極的なサポートがないのであれば家電量販店のほうが良い(在庫も多かった)し、何より楽天の「最強配送」は”〜12時までの注文で〜”という区切りがある。その点でヨドバシが強かった。

「DBC-VK123」というモデルの絶妙さ。

さて、ここでは数あるシーズヒーター&カーボンヒーターのハイブリット製品から「DBC-VK123」を選んだ理由に触れたい。

それは次の機能を備えている製品の中では最安だったから。

  • 自動首振り
  • 温室センサー
  • タイマー機能

山善は「DBC-VK123」によく似たモデルを複数リリースしている。たとえば次のような感じ。

  • 室温センサーなしで9999円と安いモデル
  • 人感センサーをつけて2000円ほど高いモデル
  • 温風ファンをつけて4000円ほど高いモデル

私はレビューを見ていくうちに上記のなかで必須だと思った機能がある。それは「室温センサー」。これがないと玄関チャイムが鳴り応対しているようなときに部屋が温まれば省エネモード(弱運転)に切り替わる。わずかな時間と思っていると意外にも15分や30分が経過していたりする。その時に最安モデルで1200Wをつけっぱなしにしたら電気代はかかり、何より危ない。

「DBC-VK123」の出力は300W|750W|1200Wの3つ。

3畳ほどのキッチンでれば750Wで起動してあとは自動運転で300Wに落としてもらうといった運用になりそうだ。なお、設定温度から2度下がると初期の出力で再開するとのこと。

それと就寝時に使うのでタイマーが欲しいという声が多かった。これも搭載(下図はYAMAZEN取扱説明書の抜粋)している。

次に上位モデルの「人感センサー」は繊細で食器を拭うタオルを乾かそうとヒラヒラしただけで停止したり、犬などペットの尻尾に反応してしまい都度、人が電源を点けにいくというレビューがあった。むしろマイナスの機能だと感じた。

また電源コードが短いという不満も多かった。かといって電超コードを繋げると1200Wなので市販の電源タップ(大抵は1200Wが限界)では溶けたりしたようだ。それも長さ1.8mという程よい長さだと確認できた。

下図の説明書を見ると電源プラグは「15A以上」とある。これは注意したい。

さらに温風ファンを搭載したモデルは最新機種ということもあってレビューが少なかったが、目の前までいくと「微風を感じる」という程度の感想が数件あった。私にとっては微風を得るために割高かつファン部分の故障リスクまで抱えるのは御免被る。これも不要な機能と判断した。

以上、重要な「室温センサー」(18/20/22/24/26度)と「タイマー機能」を搭載し、不要な「人感センサー」や「温風ファン」がなく、最安モデルのような短い電源コードではないヒーターが「DBC-VK123」だった。

この絶妙さ、伝わるだろうか。

しかもなぜかヨドバシが最安で、明日の午後には届くという。

最後に製品仕様・スペック。

●電源:AC100V(50/60Hz)
●消費電力:1200W
●運転切替:300/750/1200W
●電源コード長さ:1.8m
●自動首振り機能
●転倒オフスイッチ
●サーモスタット
●チャイルドロック
●切タイマー:1-5時間
●最大6時間オートオフ
●室温センサー搭載:18/20/22/24/26度
●カーボンヒーターの速暖性ではやくあったか&シーズヒーターの遠赤外線で芯までぽかぽか
●メーカー保証1年付き

本体サイズは幅33×奥行33×高さ66.5cm、重量4kg。

石油ファンヒーターのように温度によって自動で弱モードへ変更できるシーズヒーターにおいて最安機種といっていいのではないだろうか。しかもノーブランドではなく山善。ちなみに北海道の戸建て賃貸でもセントラルヒーターで高額請求が来たから同機種を導入しているという投稿もあった。

私の移住先は2021年にマイナス19度を記録したらしい。・・・生きていられるのだろうか。なんか最近ヤマトと郵便局の人たちが優しいのも気になっている。今日も「次はヤマトさんですよ〜」なんて笑いながら去っていったし・・・やばいのか、我が知らない危険がヒタヒタと迫っているのか。

(追記)
ヨドバシカメラでは早くも「商品を確保しました 商品の出荷をしています」の表示に変わっていた。すべての配送が目黒区に住んでいた時よりも早いのは何故だろう、とても不思議だ。

→実際に注文したページはヨドバシカメラ

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