INIU P73-E1 追加レビュー｜MagSafe/スタンドなど3つの“ちょうどいい”が詰まったモバイルバッテリー

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INIU（イニウ）のモバイルバッテリー「P73-E1」が普段使いに便利だったので追加レビューをしていく。

実際に使っていくと、あまりにも“ちょうどいい”を詰め込んだ一台だった。今回はその魅力を３つにわけて紹介していこうと思う。

INIU P73-E1 レビュー｜3つの“ちょうどいい”が詰まったモバイルバッテリー

ここからは何だかんだで普段から使ってしまうモバイルバッテリー「INIU P73-E1」について、自分なりに３つの項目で言語化してみたので、その内容を振り返っていく。

モバイルバッテリーは容量やコンパクトなど何を重視するかで用途が変わる。今回は10,000ｍAhという程よい容量、かつ軽量で使い勝手がよいといったバランス重視のモバイルバッテリーと言える。いいかえると最も競争の激しい製品範囲かもしれない。

薄型・軽量で持ち歩きやすく、iPhoneとの相性も抜群

まず感じたのはそのスリムさ。10,000mAhの容量があるにもかかわらず、驚くほど薄い。

手持ちのiPhone 13 Proと比べても「ほんの少し厚いかな？」と感じる程度で、ポケットにもスッと入る。

MagSafe対応という点も大きく、背面にピタッと吸着する感じが心地いい。それでいてiPhone 13 Proのカメラとも干渉しないサイズ感は絶妙だ。素材はプラスチックだが、シルバー塗装によって安っぽさはなく、冷たさも感じにくいので冬でも快適に扱える。

重量も適度で、長時間iPhoneでゲームや動画を見ながら使うといった用途にも向いているし、容量10,000mAhのバッテリーケースを装着した状態で「MAXモデルのiPhone」程度の重さ（ラジオ版は誤った表現をしているので注意）、つまり自然な感覚といえる範囲で使えるのがありがたい。

スタンド機能と肉球インジケーターがもたらす“使い勝手の良さ”

スタンドが内蔵されていて、縦置き・横置きの両方に対応しているのも嬉しいポイント。

たとえば動画視聴時には横置きで角度がしっかりつくし、デジタル時計のように使いたい時には縦置きが便利だ。スタンド部分は金属製で、使うたびに「パチン」と小気味よく閉じる感触も好印象。

さらに気が利いているのは、USB-Cポートの配置だ。

スタンド使用中でも充電口が塞がらないように設計されている。そのため、充電しながらのスタンド使用がストレスフリー。MagSafeでワイヤレス充電しつつ、別のデバイスを有線で充電できる出力ポートも用意されている。

そして、忘れてはならないのがINIUの象徴ともいえる「肉球インジケーター」。

電源ボタンを軽く押すと、青く光る5つの肉球がバッテリー残量を20%刻みで表示してくれる。小型モバイルバッテリーにありがちな「ざっくり表示」ではなく、直感的に残量がわかるのがとても便利だ。

ストラップホールのありがたさと総評

本体にはストラップホールも備わっていて、持ち運び時の落下防止になるのはもちろん、MagSafeでスマホを装着したまま吊り下げて使えるのも面白い。

テントの中に吊るしてスマホのライト点灯させて簡易ランタンがわりに使ったり、ポケットの中からサッと引っ張り出すときも便利。想像以上に活躍の場がある。

総じて、INIUのP73-E1は「ちょうどよさ」と「ちょっとした工夫」が詰まったバッテリーだった。

軽量で薄く、デザインも上質。MagSafe、スタンド、USB-C、肉球表示、ストラップ対応と、求める機能を無駄なく搭載している。正直かなりおすすめできる一台だ。

INIU P73-E1にブラックカラーが登場、価格の話

INIU P73-E1のAmazon販売ページを見ると新たにブラックカラーが登場していた。し、渋くて良いな。

シルバーは普遍なカラーなので大抵のスマートフォンに合うという強みがあるので、悩んだらシルバーが良いと思う。しかし、ブラックで統一させている場合などは新色は威力を発揮するだろう。

価格はシルバーが6599円、ブラックが6399円。

新色セールなのか、少し安くなっていた。

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前回のレビュー
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