Qualcomm Snapdragon 850発表、Windows搭載パソコン向けに/発売日
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Qualcommは台湾で現地時間6月5日、COMPUTEX TAIPEI 2018のプレスカンファレンスを開催、Windows 10搭載PC向けに最新チップセット「Snapdragon 850」を発表しました。
さらにSamsungからも常時接続PCデバイスの参入が発表されました。
Qualcomm Snapdragon 850発表、WinPC向けに
『Snapdragon 850』は、第2世代10nmプロセスを採用した最新チップセットでMicrosoftが掲げる常時接続PCに向けた製品となっています。
同社がスマートフォンで培ってきた人気のある機能の多くをモバイル PC に提供するとしています。
Snapdragon 850プラットフォームでは、スマートフォンと同じような感覚でスリープ状態から復帰できるインスタントオン機能が用意されるほか、Wi-Fi または LTEの連続切り替えも柔軟に対応するとしています。
バッテリー寿命は一回の充電で数日間持続、オフラインの動画再生は最大25時間と新しいモバイル体験を提供するとのこと。
常時接続
Snapdragon 850プラットフォームではギガビット LTE と2x2の802.11acの両方をサポート、スリープモードスタンバイモードでも常にネットワークに接続された状態になるよう設計されています。
同チップに統合されたSnapdragon X20 LTEモデムにより最大1.2Gbpsという光ファイバー相当の速度を体験できるとのこと。
ゲーミングやAI
スナップドラゴン850ではストリーミングのゲームなどエンターテインメントを最大に活用できるようになっています。
Qualcomm Spectra 280 ISPにより、Snapdragon 850搭載パソコンでは写真と動画のキャプチャ機能は最先端になるとしています。
さらに強力なQualcomm AIE(人工知能エンジン)によりカメラや音声UI、バッテリー寿命までAI アプリで迅速かつ効率的に管理できるとのこと。
スナドラ850搭載 PC の発売時期
Snapdragon 850で動作するWindows 10搭載パソコンは8年中に発売される見込みとなっています。また新たにSamsungが常時接続PCに3人を発表しました。
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