古いタブレットを車載テレビに(タブレットとアプリ、アクセサリー選び)
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
フルセグのタブレットが増えつつある昨今、埃をかぶっている古いタブレットを蘇らせて車載テレビとして利用したいと思います。
車載ワンセグ用のタブレットとアクセサリー選び
最近、フルセグ対応のAndroidタブレットやポータブルカーナビが登場しています。当初、それらを購入するつもりで比較検討しました。
しかし、フルセグ対応のAndroidタブレットは生まれたてのためか白ロムでも5万円近くします。
一方、フルセグ対応のポータブルカーナビやポータブルDVDは1~2万円と手頃感はありますが、レビューをみると走行中はワンセグになったり、そもそも視聴できないなどの感想もありました。タブレットに比べユーザー数が圧倒的に少ないことからトラブル時の解決方法はメーカー頼みになりそうな点も不安でした。さらにポータブルカーナビは専用地図ソフトウェアのためアップデートなどが面倒な印象を受けました。
そんなこんなで地図も自動でアップデートされ、メールや簡単なブラウジングも出来るAndroidタブレットで車載テレビを実現しようという結論に至りました。
充電とワンセグ機器が同じUSBポートを使う件
次なる難関は充電ポートとワンセグ機器の接続ポート問題です。
古いタブレットにワンセグ内蔵モデルがない(スマートフォンは沢山ありますが画面が小さいので対象外とします)のでmicroUSBまたはminiUSBポートからワンセグ機器を外付け接続する必要があります。(Wi-Fiタイプのワンセグ機器もありますがタブレットとWi-Fiワンセグ機器2つを充電するとなると手間があるため対象としました)しかし、車載テレビとしては常時給電できる状態にしておきたいところです。そうなると専用プラグで充電するタイプ限定となりそうです。
iPadにワンセグ機器を取り付ける方法もあるのですが、ワンセグ機器が使用するポートが充電と一緒のため、ケーブルを差し替える手間があり断念しました。
この時点で、手持ちのタブレットでは専用プラグ充電タイプである7インチ「原道N70双撃」と8.9インチ『Optimus Pad L-06C』の2つに絞られました。
「原道N70双撃」か「Optimus Pad L-06C」か
「原道N70双撃」は7インチでバッテリー持ちは優秀なタブレットではありません。また突然再起動するなど動作が不安定なシーンもあります。
「Optimus Pad L-06C」は8.9インチで、バッテリーが大容量なので購入した経緯があります。しかし、約620gと重いタブレットで使い道が限られていました。
今回は、大画面でバッテリーが大容量、画面の左右にはスピーカーもありテレビ視聴に向いていると考え「Optimus Pad L-06C」を選びました。
古いタブレットを車載テレビ化に必要なアクセサリー
続いて、「Optimus Pad L-06C」を車載テレビ化するために必要なパーツを考えます。
- Androidタブレット本体(8.9インチ『Optimus Pad L-06C』)
- ワンセグ機器
- タブレット用車載ホルダー
- 充電ケーブル
車載用タブレットは『Optimus Pad L-06C』。
8.9インチ大画面、約620gと大きく重いですが車載テレビに重量は関係ありません。以前はIIJmioを挿してテザリング用ルーターとして利用していました。
内蔵ストレージは32GBもあるので長期旅行の際には、事前にUSB経由でコンテンツを入れておくのも良いかもしれません。しかし、処理性能はTegra 2 デュアルコアなので、ウィジェットは全て削除、アプリも必要最低限という設定で挑みたいと思います。
価格: 16,000円 /レビュー13件(2013/10/08現在)
ワンセグ機器は手持ちの「Logitec LDT-1SA01」を使用します。
当時はレビューも少なく1,078円で購入できましたが今は5倍の値段がついています。(過去記事:【Nexus 7 ワンセグ化】 Logitec LDT-1SA01 のアプリ導入から視聴までレビュー)
実際に使用する際は、専用アプリ「らくデジ」(無料)をインストールする必要があります。動作確認が多いスマートフォン版もありますが、『Optimus Pad L-06C』はタブレット版でも動作しました。
価格: 5,140円 /レビュー149件(2013/10/08現在)
以前購入したタブレットホルダーは後部座席用でしたので、運転席用が必要になります。(タブレット用の車載ホルダーを探す 4選)、、、と思ったらカップホルダータイプ(ドリンクホルダー向け車載ホルダー『CAR-HLD4BK』を購入、開封レビュー)も購入していました。しかし、初代Nexus 7でもギリギリのサイズということで「原道N70」しか装着できません。
今回はiPadも装着できる後部座席用ホルダーを使用します。
購入当時は約3,000円しましたが、、、。
価格: 1,200円 /レビュー11件(2013/10/08現在)
最後に充電ケーブルですが、専用プラグのため車内コンセントに差し込むしかないと思いましたが、調べてみるとUSBケーブルが格安で販売されていました。
原道N70双撃やL-06Cで使用できたレビューがありました。またプラグが短く加工が必要という感想も見受けられ自己責任が求められそうです。
価格: 240円 /レビュー117件(2013/10/08現在)
『Optimus Pad L-06C』でワンセグを
電源供給ケーブルは入手していませんが、車内のコンセントを利用することを前提に使用しメージを撮影してみました。
まずはタブレット『Optimus Pad L-06C』本体。
続いてワンセグ機器。
ワンセグ機器を差し込むmicroUSBポート。
『Optimus Pad L-06C』専用アダプタ。
『Optimus Pad L-06C』の充電ポート、購入当初はmicroUSB充電ではないということで後悔もしましたが、車載用で充電プラグ方式が活躍するとは思いませんでした。
完成イメージ。
大容量バッテリーなのでエンジン停止中も長時間ワンセグ視聴ができると思われます。後ほど、運転席用の大画面向けホルダーを購入するかもしれません。