Nexus 10 をCWMリカバリでRoot化する方法、Android 4.4.3 (KTU84L)編
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『Nexus 10』にAndroid 4.4.3 (KTU84L)へのアップデートが配信されていたのでRoot化を行いました。CWMリカバリーをインストールし、super user権限を管理するアプリ「SuperSU」をインストールするまでを記録します。
Nexus 10 をCWMリカバリでRoot化、Android 4.4.3 (KTU84L)編
(注意)以下、Nexus 10が起動しなくなる可能性を秘めた作業を行います。参考にする際は自己責任でお願いします。
Nexus 10 を Root化する準備
はじめに過去記事:『Android SDK』をWindows 8 64bitへインストールする方法01(2013年11月版)を参考にAndroid SDKをインストール。
WindowsパソコンにFastbootをダウンロードし、フォルダ「android-sdk-windows」→「platform-tools」へコピーしておきます。
続いて、Nexus 5 でUSBデバッグを有効にする方法を参考に「Nexus 10」のUSBデバッグを有効にしておきます。
ブートローダーのアンロックを行うとデータが初期化されるので、「『Helium』でAndroidアプリのデータ引っ越し―準備~バックアップ編」を参考にバックアップをパソコンへ保存します。
「Nexus 10 レビュー 14 | root化(前編) bootloader を アンロックする方法」にある「USBドライバのインストール」~「ブートローダーをアンロック」を行います。
Nexus 10 を Root化する作業
パソコンとNexus 10をUSBケーブルで接続。
Root権限の管理アプリ「UPDATE-SuperSU-v1.99r3.zip」をダウンロード、Nexus 10 内にある任意のフォルダに保存しておきます。
CWMリカバリ「recovery-clockwork-touch-6.0.4.7-manta.img」をダウンロード、フォルダ「android-sdk-windows」→「platform-tools」へコピー。
そのまま、「platform-tools」フォルダでShiftキー+右クリックでメニューからコマンドプロンプトを起動したら「adb reboot bootloader」を実行しBootloaderを起動。(Nexus 10の電源を切ってから、電源+音量小ボタンの同時押しでもOK。)
ブートローダー(Fastbootモード)で起動したら次のコマンドを実行。
fastboot flash recovery recovery-clockwork-touch-6.0.4.7-manta.img
Nexus 10 で音量ボタンを押して「RECOVERY MODE」を選択、電源ボタンを押してリカバリモードへ移動します。
CWMリカバリからSuperSU導入
Nexus 10 が再起動し、「ClockworkMod Recovery v6.0.4.7」の画面が表示されたら<install zip>→<choose zip from sdcard>を選択、「UPDATE-SuperSU-v1.99r3.zip」を選び、「Yes」を選択。
ドロイド君が数秒ほど現れ表示されたログにエラーがないか確認し、問題がなければ<Go Back>を選択、最初の画面に戻り<reboot system now>を選びNexus 10を再起動。
以上でRoot化の作業は完了です。
super user権限を管理するアプリ「SuperSU」を起動し、設定メニューから「スーパーユーザーを有効化」にチェックが入っているか確認しておきましょう。
Root権限が取得できているか確認するアプリ「Root Checker」を使って確認することもできます。
Android 4.4.3 でRoot化したNexusデバイス
Android 4.4.3 では、これまでNexus 5 と Nexus 7 (2013) のRoot化を行ってきました。あとはNexus 7 (2012)だけですね。