HPがノートPCにもなるWin10搭載5.96型『Elite x3』発表、スペック・対応周波数／KDDIより発売

公開日： 2016/02/22 : HP 5.96インチ, HP Elite X3

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　ヒューレット・パッカード（HP）はスペイン時間2月21日、MWC 2016で展示予定のノートパソコンとしても使えるWindows 10 mobile搭載スマートフォン『HP Elite x3』を発表しました。

　au通信網をサポートしており、日本市場へ2016年夏以降に法人向けとして投入予定。

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『HP Elite x3』発表、スペック・発売日

　『HP Elite x3』はリーク情報で伝えられていたハイエンド仕様で5.96型という大画面に加え、リーカーから「Mobile Extender」と呼ばれていたノートパソコン化アクセサリー（日本市場での呼び名は→）「HP ノートドック」、有線版「Continuum」を利用するための「HP デスクドック」（公式サイトでデスクトップドックという記載も確認）もあわせて発表されました。

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主な仕様・スペック

タブクル調べ tabkul.com	HP Elite x3
OS	Windows 10 mobile
CPU	Snapdragon 820
RAM	4GB LPDDR4
ストレージ	64GB eMMC5.1
液晶	5.96インチ/AMOLED/ゴリラ4
解像度	2,560×1,440ドット(WQHD)
前面カメラ	800万画素
背面カメラ	1,600万画素
Wi-Fi	802.11a/b/g/b/ac(2×2 MIMO)
GPS	GPS
Bluetooth	Bluetooth 4.0+LE
USB	USB 3.0 Type-C
サイズ	83.1×161.2×7.9mm
重さ	190g
価格	2016年夏頃、日本投入予定

　※センサー：環境光、近接、加速度、ジャイロ、電子コンパス、重力。

　『HP Elite x3』は米軍調達基準（MIL-STD 810G）をクリアし、防水防塵IP67規格に対応するなど高い堅牢性を実現、NFCや指紋センサー、虹彩認証もサポートしています。

　前面にはBang and Olufsen製の高級オーディオスピーカーを搭載、全方向のノイズキャンセリング付きマイクに加え、バッテリー容量は4150mAhでワイヤレス充電Qiに対応しているのも特徴。

「デスクドック」と「ノートドック」

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　記事冒頭の画像にあるノートパソコン化アクセサリー「HP ノートドック」と上図の「HP デスクドック」はContinuum機能をフル活用できるアクセサリーとして別売りオプションとして提供されます。

　「HP デスクドック」は外部モニターを接続するディスプレイポート1つ、USB-Aポートを2つとUSB-Cポートを1つ、有線LANポートを搭載し、『HP Elite x3』をデスクトップPCとして使用することを目的としているとのこと。

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　「HP ノートドック」は狭額縁の12.5インチのHDディスプレイによりノートPCと同等の使い勝手を提供、本体サイズは161.18 ｘ 83.13 ｘ 7.87 mm、重量は明らかにされていませんがリーク情報では約1キロと伝えられています。46.5Whバッテリを内蔵。

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　Qualcommの急速充電規格「Quick Charge 3.0」に対応しています。

HP Workspaceでx86アプリが利用可能に

　これらのオプション機器によりWindowsパソコンのように使えますが、そこは簡易デスクトップ機能「Continuum」なのでユニバーサルWindowsアプリしか使えません。しかし、HPは独自技術により仮想アプリケーションへのアクセスを容易にしてシームレスな利用体験を実現するという「HP Workspace」を開発しています。

　「HP Workspace」によりユーザーはx86アプリケーションへアクセスすることができるとあり、Windows RTでは実現できなかったPhotoshopなど従来のWindowsソフトウェアを活用することができます。