本格モバイルPC12.5型『Xiaomi Air 12』製品レビュー、開封編
公開日:
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最終更新日:2016/11/28
Xiaomi GEARBEST, Xiaomi Air 12, 製品レビュー
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中国メーカーXiaomi(シャオミ)がMacBookライクな筐体に実用的なスペックを盛り込んだ12.5インチのWindows 10 Home搭載ノートパソコン『Xiaomi Air 12』をGEARBESTさんより提供いただきました。
ブラックフライデー記念セールで特価販売されている『Xiaomi Air 12』の開封レビューを記録します。
『Xiaomi Air 12』製品レビュー、開封編
『Xiaomi Air 12』は2016年7月12日に開催した新製品発表イベントで発表されたリリースから半年も経過していない最新ノートパソコンです。
ハイスペックな13.3インチ版もありますが、12.5インチ版の魅力はモバイルパソコンとして大画面でありながらキーボード込みで1.07kgを実現したところではないでしょうか。他にもファンレス仕様やWi-Fi 802.11ac対応などもあります。
スペック概要
『Xiaomi Air 12』の強みを表示した製品画像から特徴を紹介すると、フルメタルボディ+12.5インチで重量1.07kg。CPUはIntel Core m3プロセッサ+RAM4GB+128GB SSD(expandable SSD slotとあるので13.3インチ版にしかないと思っていたSSD拡張スロットを備えているようです。)
解像度はフルHD(1,920x1,080)、AKGカスタムのデュアルスピーカー+Dolbyデジタルサラウンド、キーボードはバックライト搭載などなど。
12.5インチ版と13.3インチ版のスペックや製品画像は次の発表記事より確認できます。
開封レビュー
『Xiaomi Air 12』の化粧箱(上図)はApple製品と同じようなダンボール+発泡スチロールで固定された状態で配送されてきました。そこから取り出すと上図のようなビニールに覆われた化粧箱が現れます。
化粧箱の背面には簡易スペックと連絡先などが記されていました。
上図のようなテープが2カ所に貼られています。
化粧箱を開けると『Xiaomi Air 12』本体が最上段に置かれていました。
その下には説明書の入った封筒と、、、。
ACアダプター。
ACアダプターを見る
ACアダプターは日本のコンセントにも差し込めるタイプ、Apple製品に似たデザインですね。
USB Type-Cで電源を確保するので、同規格に対応するモバイルバッテリーを持ち歩けば電源を確保できない喫茶店などでも作業が行えそうです。
ACアダプターは綺麗にフィルムが貼られていました。このような些細な箇所に目が届くメーカーが増えていますね。
説明書
先ほどの封筒。
封筒の中には紙が1枚、今回「CHINESE VERSION」なので当然ですが中国語で充電方法などが記されています。
Xiaomi Air 12本体を見る
ここからは『Xiaomi Air 12』をチェックします。
『Xiaomi Air 12』はiPad購入時にあるようなフィルムで覆われていました。
キズ一つない綺麗な金属ボディは手に持つと頑丈なのがわかります。手持ちのLenovo Yoga 13は13万円ほどした記憶がありますが質感は『Xiaomi Air 12』が圧倒しています。
ヒンヤリした手触り、質感は過去に購入したApple PowerBook G4よりも良いと思います。
底面をチェック
底面には中央にAKGやWindowsのロゴマークを記したシールが貼られていますが、簡単に剥がせる事ができるようになっています。
左右に1つずつスピーカーが配置されており、これがAKGカスタムのデュアルスピーカーと思われます。側面に見えるのは3.5mmイヤホンジャックです。
ゴム足は簡易的に取り付けたタイプではなく、最後まで目的を果たせるように配置されたように感じました。
そのまま背面へと移動するとフルサイズHDMIポートがありました。
反対側の側面には充電に使われるUSB Type-C、フルサイズUSB 3.0ポートがありました。
前面と背面をチェック
前面は開きやすいような加工が施されていました。
背面にはインターフェイスが配置されておらず完全なフラット状態となっていて自立できるようになっていました。ブックエンドがあれば使わない時に収納できそうです。
ディスプレイのエッジ部分も綺麗な加工でサイドのベゼル幅が狭いのも特徴、実際に起動するのが楽しみです。
キーボード面をチェック
キーボード面には白いカバーが掛けられていました。
それを取り外すとボディと同じシルバーのキーとタッチパッドが現れました。
エッジ部分も綺麗に仕上げられています。
タッチパッドのクリック部を押してみると静かな「コッ」または「クッ」という感じの音がするだけです。手持ちのYoga 13のほうが大きい音でした。素晴らしい。
日本仕様ではないのは当然ですが、基本的なキー配置が気になります。HomeなどはFnキー同時押しの仕様となっており、メニューキーは右側に配置されていました。
側面になかった電源スイッチはキーボードの右上にありました。
ファンクションキーには切り取りマークやバックライトを意味するようなマークも表示されていました。また『Xiaomi Air 12』は底面を除きメーカーを特定するロゴは上図のディスプレイ下にある「MI」だけとなっています。なんだか潔いですね。
右側の手前にはCore m3プロセッサ搭載を伝えるシールが貼られていました。
角度について
『Xiaomi Air 12』の角度を最大限にして撮影しました。ファンレスという魅惑の静音PCなので「寝モバ」目的で使うこともできますが、そんな時でも問題にならない角度だと思いました。
充電する
充電・電源の確保はUSB Type-Cポートへ繋いで行います。ACアダプターは110-240V 5V 2Aとなっており、同等の出力をもつモバイルバッテリーであれば充電できるかもしれません。入手したら試したいと思います。
バッテリー容量は7.4V/5000mAh、動画再生で最大6時間駆動、通常利用で11.5時間とのこと。
開封レビューを行った感想
Xiaomiはスマートフォンの質感が非常に高かったことから、かなりハードルを上げて『Xiaomi Air 12』の開封レビューを行いましたが、実際に触ってみて日本で17万円前後で販売していても不思議ではない質感でした。
Core Mプロセッサ+RAM4GB+128GB SSDで12.5インチでありながら、小型軽量1.07kgのモバイルノートパソコンとして家電量販店にあっても驚かないし、有名ブランドのノートパソコンと肩を並べられるクオリティだと思いました。
さらにファンレス、USB Type-Cとモバイラーが喜びそうな要素を備えています。そしてSSD拡張スロットを搭載という意欲的な姿勢も素敵です。
一言でいうなら「筐体に手を抜かない匠の仕事」でしょうか。
次回より実際に起動して空き領域やベンチマークのスコア、Windows 10 中国版から日本バージョンへの再インストールなどを順次公開したいと思います。
価格
『Xiaomi Air 12』はブラックフライデー関連セールでも目玉商品として取り上げられているので、一部ショップでは在庫切れとなっていました。今回『Xiaomi Air 12』中国版を提供いただいたGEARBESTでも安い中国倉庫の在庫が売切れ状態となっています。
定期的に在庫が復活するのでチェックしてみると良いかもしれません。
最新の在庫状況と価格、スペック、製品画像は次のリンクより確認できます。
→Xiaomi Air 12 Laptop – WINDOWS 10 HOME CHINESE VERSION
→(13.3インチ版)Xiaomi Air 13 Laptop – WINDOWS 10 CHINESE VERSION
GEARBESTが展開しているタブレット向けセール情報は次の記事より確認できます。
→7型Vido T99が4,767円など、GEARBESTタブレット専用セール開催中