ライカ監修で高評価な6.73型「Xiaomi 14 Ultra」が品薄中、人気カラーや価格差が明確に
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Xiaomi Japanが日本時間2024年5月15日より発売したライカ監修のSnapdragon 8 Gen 3搭載6.73型最新スマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」が売れているようだ。
初回特典で付属する「Photography Kit」を装着することで高級コンデジさながらの見た目と操作性を確保できるのが特徴。
ヨドバシなどでは早くも一部カラーが「お取り寄せ」状態に。最安値と呼べるのかわからないがMNPキャンペーン対象を推す声もあった。
6.73型「Xiaomi 14 Ultra」の価格チェック
クアッドカメラを搭載した「Xiaomi 14 Ultra」はGoogle Pixelと同じような素材を活かした色味が特徴。iPhoneのように動画向きな色味を加えるタイプではないようだ。また、スマートフォンでは珍しいテレマクロ撮影に対応するなどコンデジらしさを備えている。
カメラ性能の高さはグローバル版を購入した先人たちが高く評価しており、新たなカメラ王者と呼ぶ声もあった。
カメラの特徴
メインカメラはライカ「LYT-900」で5000万画素、1インチセンサーサイズ、光学手ぶれ補正(OIS)、F値は1.63から最大4.0まで無段階可変。Pixelスマホが高評価な理由でもある4in1スーパーピクセルも搭載する。
望遠カメラは5000万画素AF(SONY IMX858)、F1.8、OIS、10cmマクロ撮影に対応。スマートフォンでテレマクロ撮影できるのは強い。
3つめは120mmペリスコープカメラ(SONY IMX858)で5000万画素AF、F2.5、OIS、30cmマクロ撮影対応。
4つめは12mm超広角カメラで5000万画素AF(SONY IMX858)、5cmマクロ撮影に対応。こちらが一般的な超広角マクロ撮影に対応するようだ。
動画撮影は60fpsで最大4KまでのDolby Visionによる撮影が可能。8Kなら30fpsとなる。
自撮り撮影で使用するフロントカメラは3200万画素、F2.0。30fps/4K動画撮影にまで撮影している。
最新ゲームに耐えうる性能を持つ
「Xiaomi 14 Ultra」はスマートフォンとしての仕様も頭一つ抜きん出ており、SoCがハイエンドなSnapdragon 8 Gen 3を搭載。メモリは16GB、ストレージはなんとUFS4.0の512GBとなっている。
撮影データを確認するのに重要なディスプレイはAMOLED 6.73インチで解像度は3200×1440と高い。リフレッシュレートは1〜120Hz可変。色域DCI-P3やピーク輝度3000ニトなど屋外でのカメラ撮影を想定した仕様だ。
バッテリー関係をみると容量は5000mAh、90Wハイパーチェージ(33分でフル充電)、ワイヤレス充電対応、リバースワイヤレス給電をサポートする。
使い勝手を左右する機能としては画面内指紋センサー、AI顔認証に対応、NFC対応だがFeliCa非対応なので電子決済用に別途スマートフォンを用意することになりそうだ。ステレオスピーカー、4マイクアレイ。
モバイル通信はiPhone/Pixelとは異なりNanoSIMx2枚というeSIM非対応のデュアルSIMカード。物理SIMカードの方が気軽に差し替えられるので一部ユーザーには喜ばれそう。ローカル通信はWiFi7、Bluetooth 5.4(デュアル)に対応。
Snapdragon 8 Gen 3に加え、メモリ16GB、UFS4.0ストレージという時点で同じカメラスマートフォンとして名を馳せたPixelシリーズよりもゲーム適正が高い。ゲーミングスマートフォンを兼ねていると思えば安いといえるのかもしれない。
明記されていないAndroid OSサポート期間が終わったらコンデジとしての余生を過ごす以外に、Xiaomi+スナドラということでXiaomi Padシリーズと同じようにARM版Windowsをインストールするユーザーも現れそうだ。
6.73型「Xiaomi 14 Ultra」の人気カラーや価格差が明確に
「Xiaomi 14 Ultra」は定価199,900円(公式価格)でほかには家電量販店やAmazonなどのネットショップ、MVNO事業者から販売されている。
その中でも安いとされているのがIIJmioだろう。
MNPなら「のりかえ価格」として179,800円で販売中(https://www.iijmio.jp/device/xiaomi/xiaomi14ultra.html)、どのショップから購入しても初回キャンペーン期間中ならフォトキットは付属するのでSIMカードが余っていれば検討してみるとよさそう。
一方、Xiaomi楽天公式ショップでは早くも高額ポイント還元が取り消されたという話もあった。記事投稿時点では通常ポイント還元しか表示されていない。
◇人気のカラー・在庫状況
Xiaomi楽天ショップの発送日(最新価格と発送日は楽天販売ページへ)をみるとホワイトが5月23日から、ブラックが5月30日から順次となっていた。
次に4%還元(7996円相当)を実施しているヨドバシ(販売ページへ)をみるとホワイト=在庫残小でブラックは「お取り寄せ」に。
この2店舗を見た時点でお気づきかもしれないがブラックが人気、リセールバリューはブラックが高そうだ。
Xiaomi公式のアナウンスを信じるならまもなく初回の在庫が切れるそうなので、一時的に高騰あるいは再販時に値上げすることも考えられる。また初回ロット限定のフォトキットも在庫切れになるとプレミアで差がつくことが予想される。
決して安い買い物ではないため躊躇する声が飛び交っているが、ライカカメラが20万円以下なら買いと迷わず入手するユーザーもいる。グローバル版を個人輸入すると12万円ほど、保証なしでもいいと購入する人もいた。