Surface Phone 再び、RAM6GBモデルはPCソフト起動可能とも―発売日・スペック
公開日:
:
Microsoft Surface Continuum, Surface Phone
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
浮かんでは消える「Surface Phone」にまつわる噂、今回は画面サイズが5.5インチで簡易PC機能「Continuum」経由で従来のWindowsソフト(x86アプリ)が使えるようになるといった内容が伝えられています。
Surface Phone のスペックと機能(噂)
Nokia Power Userは11月26日、信頼できる情報筋から得た話として、Microsoftは現在、複数の「Surface Phone」試作機を開発しており、次のようなスペックを持っていると伝えました。
Snapdragon 835搭載
1つめはCPUにQualcomm社のSnapdragon 835チップを搭載し、同社の急速充電規格Quick Charge 4.0をサポートするということ。
同チップは先日、一部の仕様が発表されています。
→Qualcomm、『Snapdragon 835』発表―10nmチップ採用で40%省電力化
過去のWindowsソフトウェアを活用できる可能性
もう1つは最も興味深い情報として、試作機の1つはRAM6GBを搭載し、簡易PC機能「Continuum」内でx86ソフトウェアを動作させることができるということです。これについて同メディアはMicrosoftがARM64でx86ソフトウェアを動作させるエミュレーションを開発しているという情報があり、それを実装したのではないかと伝えています。
日本HPで販売中の「HP Elite x3」もまたx86ソフトが利用可能ですが、「HP Workspace」経由で実現しています。
→HPがノートPCにもなるWin10搭載5.96型『Elite x3』発表、スペック・対応周波数/KDDIより発売
情報提供者によると「Surface Phone」試作機にx86ソフトをインストールはできるものの、単体で動作させることはできず、Continuum経由で実行できるようです。
Continuumも9月のアップデートではマルチウィンドウをサポートするなど便利になってきています。
→ついに「Continuum」がマルチウィンドウ対応へ、Windows 10 Mobile次期RedStone 2アップデート
3 in 1 も検討
Microsoftは過去に伝えられたノートパソコン化できるアクセサリーによる3 in 1デバイスとしての活用を真剣に検討しているようです。
すでに日本HPが同じような主旨のスマートフォン「HP Elite x3」を発売しています。
→日本HP、簡易PC/Winスマホ『HP Elite x3』発売―価格/個人購入可
Windows 10 Mobile搭載の3in1スマートフォン『HP Elite x3』
RAM4GBモデルの存在
「Surface Phone」試作機にはRAM4GB+Snapdragon 835モデルがあり、OSは64bit版Windows 10 mobileをプリインストールしていますがContinuum内でx86ソフトを動作させることはできないそうです。
このモデルは消費者向けで、先ほどのRAM6GBモデルは企業向けになるのではないかと伝えています。
ディスプレイのサイズ
RAM4GBモデルと6GBモデルいずれも画面サイズが5.5インチ、解像度は2560×1440(アスペクト比16:9)になるだろうと伝えています。
発売日について
「Surface Phone」は発売日が2017年後半にまで遅れていることが確認できているとのこと。OSも2017年後半にリリースされる予定のWindows 10 Redstone 3がプリインストールされるようです。
Source:Nokia Power User (Surface Phoneの記事一覧へ)