6型Winタブ『ARROWS Tab V567/P』発表、スペック・価格―280gや指紋センサーにUSB-C映像出力サポート他
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最終更新日:2017/01/18
富士通
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富士通および富士通クライアントコンピューティングは1月17日、Windowsタブレット「ARROWS Tab」ブランドのVシリーズより6インチという手のひらサイズにWindows 10 Proを搭載したハンディータブレット『ARROWS Tab V567/P』を投入すると発表しました。
『ARROWS Tab V567/P』のスペック・価格
『ARROWS Tab V567/P』は片手で持てる幅85.4mmのコンパクト筐体と長時間の作業でも疲れないシステム手帳並みの重量約280gを実現、持ち歩きやすく使う場所を選ばないフルバージョンのWindows 10 Proを搭載したハンディータブレットとしています。
CPUにはIntel Atom x5-Z8550プロセッサを搭載、動作周波数は1.44GHzから最大2.40GHzのクアッドコアとなっており、メモリも4GBを搭載しています。内部ストレージは64GB eMMC。
6インチWindows 10ということで「ファブレット」と呼びたいところですがSIMカードスロットやGPSといったスマートフォンの機能は搭載していません。富士通が呼ぶように持ち歩けるタブレット「ハンディータブレット」となります。
それでもマイクとスピーカーは辛うじて通話できる位置にあるのでテザリングしてLINE通話などができるかもしれません。またはBluetoothやコンボイヤホンを使うなど、、、。
多くのスマートフォンとは異なりUSB Type-Cが側面に配置されています。なお、前面カメラ非搭載なので気軽に自撮りできません。
指紋センサー/NFC搭載
ストラップホールや背面に指紋センサー(スライド式)、上図に記載はありませんがNFCも搭載しています。背面カメラは800万画素あるので名刺や書類のスキャンなどに使えそうです。
OSにWindows 10 Pro、USB-Cの映像出力対応
『ARROWS Tab V567/P』はWindows 10 HomeではなくProを採用、サポートとしてWindows 10 Enterprise(64bit)もあげられています。
インターフェイスにはUSB Type-Cを採用、映像出力ポート兼用としていることからWindows 10 Proを外部モニターなどに出力することも可能です。ポートが1つだけなので付属する充電クレードル(充電専用クレードルという名称なので映像出力できないような気もします。)で実現するのか別途USBハブのようなアクセサリーで行うのかは不明。
バッテリー駆動時間
バッテリーはリチウムイオンバッテリー15Wh取り出し不可となっており、駆動時間はJEITA2.0で約6.1H、消費電力は約4.3W(最大時は約10W)としています。
スペック、主な仕様
タブクル調べ tabkul.com |
ARROWS Tab V567/P |
OS | Windows 10 Pro (64bit) |
CPU | インテル Atom x5-Z8550プロセッサ@1.44~2.40GHzクアッドコア/Intel HD Graphics 400 |
RAM | 4GB LPDDR3-1600 |
ストレージ | 64GB eMMC |
SDカード | microSDメモリーカード |
液晶 | 6.0型グレア |
解像度 | フルHD(1080×1920ドット) |
前面カメラ | 非搭載 |
背面カメラ | 800万画素 |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth V4.1 |
USB | USB(Type-C)×1 |
映像出力 | USB(Type-C)×1兼用 |
サイズ | 85.4×180×15.9mm |
重さ | 約280g |
バッテリー | 15Wh 取り出し不可 |
※加速度センサー、地磁気センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー搭載。
価格・発売日
『ARROWS Tab V567/P』の発売日は2017年1月中旬を予定、希望小売価格は151,800円+税~となっています。
ARM版Windows 10とQualcom Snapdragon 835の登場で今後は同じようなサイズでSIMフリータブレットまたはファブレットがリリースされるかもしれません。
詳細は⇒ARMベースのWindows 10は2017年リリース、Win32アプリも動作可能/Qualcomm搭載デモ動画
Source:富士通
(追記)
先月タブクルでレビューした13.3インチで世界最軽量のノートパソコンよりも軽量な製品が富士通より発表されました。