Fire 7 を卓上カレンダー化、置き時計にもなるアプリ「Overlays」など
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最終更新日：2019/06/26
Amazon Kindle Fire, Fire7, 製品レビュー
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Fire HD 8 タブレットで試した置き時計にする方法から、地味に実現しにくい時計＋カレンダーによる卓上カレンダー（置き時計）が完成した。その方法を共有したい。
Fire 7 を卓上カレンダー、置き時計に
今回の作業を進めるには前回の記事で導入したGoogle Playが必要になる。大手メディアAndroidPoliceが配布しているAPKファイルを導入する形になるが、root不要なので気軽にGoogle Playをインストールできるのが特徴だ。
卓上カレンダーに必要なアプリと設定
今回の”卓上カレンダー化”に必要なアプリはGoogleカレンダーだ。もちろん、Fire OS標準のカレンダーや気に入っているカレンダーアプリでも問題はない。
Googleカレンダーと同期できるアプリもあるので好みのデザインを探すのも楽しそうだ。
Googleカレンダーでは卓上カレンダーらしく月間表示を選択した。
これでアプリ側の準備は完了、続いて自動スリープを無効にする設定を行う。
自動スリープを無効にする方法
Fire OSの設定を開きデバイスオプションへ移動し、その中にある”シリアル番号”を連続で何度も押して「開発者オプション」を有効にする。
再びデバイスオプションを開くと「開発者オプション」が追加されているので最初に表示される”オン”を有効にしてから”スリープモードにしない”を有効にすれば設定は完了だ。
以上の２つで、Googleカレンダーを表示したままスリープされない状態になる卓上カレンダーの基礎が完成した。
しかし、これだけでは時計が見えにくいので更なるアプリを導入する。
マルチタスクを実現するアプリ「Overlays」
Fire OSのホーム画面をカスタマイズするためには結構な手間がかかる。これは後ほどレビューするFire HD 8 タブレットのroot化に関する記事で紹介することになるだろう。
Fire 7では簡単にアプリを使って”置き時計”を実現する。
はじめにGoogle Playから「Overlays」をインストールした。
このアプリはオーバーレイというホーム画面やアプリの上に重ねてフローティングウィンドウを表示できるアプリで、重ねられるのはウィジェットやプロファイルにて定義した画面となる。
このアプリによっては小さな音楽プレイヤーやYouTube、ブラウザ、ストップウォッチなどを常に表示することが可能だ。もちろん今回の目的である”時計”も対象となっている。
無料版を試して気に入ったら全機能を解放する有料版（2019年6月22日時点で320円）を検討しても良いだろう。
「Overlays」を起動すると表示させる対象アイテムが並んでいるので”時計”を選ぶ、そうすると上図のように時計がオーバーレイ表示される。
このアイテムに対して透明度やカラー、文字の大きさ、領域変更、表示位置などを変更できる。
先ほどインストールしたGoogleカレンダーを追加すると上図のような状態になる。ウィンドウを最小化することも簡単に行えるので卓上カレンダーや置き時計にしない場合は、この状態がよいかもしれない。
ちなみにYouTubeを表示する機能はブラウザ経由となる。
卓上カレンダー（置き時計）の完成
「Overlays」標準の”時計”を表示させる設定を行い、あとはGoogleカレンダーを開くだけで卓上カレンダーの完成となる。
他にも必要に応じてタイマーやアラームなど必要な機能を追加表示したり、置き時計で十分であれば暖炉や焚き火、癒し系のアプリをメインで表示させておくというのも良さそうだ。
また、反対に時計アプリを表示してカレンダーをウィンドウ表示するということもできる。その時のアプリとしてはGoogleが買収して無料化・広告なしとなった「Timely」というアプリも良いだろう。
この記事でレビューしている端末の詳細はAmazon Fire 7 タブレット販売ページで確認できる。
続き⇒Amazon Fire 7 タブレット（第9世代/2019年モデル）のRoot取得方法が公開される
前回⇒Fire 7 タブレットにGoogle Playをインストールする方法（2019年6月版）／Fire HD 8とスコア比較
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