Amazon Fire 7 タブレット(第9世代/2019年モデル)のRoot取得方法が公開される
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最終更新日:2019/06/27
Amazon Kindle Fire, Fire7
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Fire HD 8 タブレットに続き、2019年6月に発売されたばかりの『Fire 7』 (第9世代)型番KFMUWIでroot権限を取得する方法がXDA Developersにて公開されていた。
そのRoot権限を取得する方法の概要を記録する。
Amazon Fire 7 タブレット(第9世代/2019年モデル)のRoot取得方法
先日Fire HD 8 タブレットをroot化して、ロック画面を無効にしたところ電源ボタンを押すだけでスリープ前の画面が表示されるようになり便利になった。さらに標準のFireランチャーからNova Launcherに切り替えてシンプルなホーム画面にしたところ表示が早くなったように感じている。
Fire HD 8 タブレットの標準ランチャー(ホーム画面)を無効化、Nova Launcherにする方法より
その一方で、第9世代のFire 7に関してはFire HD 8 / Fire HD 10のようにロック画面の広告非表示さえできなかった。何とか対策はないものかと調べようとしたとき、ふとXDAメンバーの言葉「MediaTekは必ずバックドアを用意してくれる」が浮かんできた。
とても危険な話でもあるが、この事から『Fire 7』は第9世代で先日root化したFire HD 8 タブレット(2018年モデル)と同じチップ「ARM MT8163」になっていたことを思い出す。
・・・。
それなら先日のツールが使えるはずと調べたところ6月6日に、その手段が公開されていた。
ちなみに日本リリースの記事を振り返ると『Fire 7』の発売日(出荷開始日)は6月6日だった。どこの国に住んでいるメンバーなのかはわからないが、このスピード感でroot化したのであればFire OSアップデート後も対応されそうだ。
それではXDAに書かれた内容をチェックしよう。
Fire 7 タブレット(第9世代/2019年モデル)のRoot化
Fire HD 8 のroot化ページと似た内容になると予想していたが、やはり「mtk-su」のR16を使うようだ。
しかし、作業手順を紹介するリンクは異なり、前回のようなFireタブレット向けに書かれた内容ではなく、MediaTek ARMv8に対するroot化だった。
また、ブートローダーの解除までは言及されていない。
PC不要でFire HD 8タブレットをroot化する方法、ADBも不要より
具体的な手順は、パソコンとFire 7 をUSBケーブルで接続してADB Shellでツールをインストールして一時的なrootを取得する方法、さらにroot管理アプリ「Magisk」まで一気にインストールして常時root権限を取得する方法が記されていた。
常時root化は一部アプリが起動しないなどの問題もあるため、タブクルではFire HD 8の時(上図リンク)と同じように一時的なroot取得で必要最低限のアプリに変更を加えるという方法を選ぶつもりだ。
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次回は下記リンクを参考に、Fire 7 タブレット(第9世代/2019年モデル)のRoot化へ挑戦した話を記録する予定だ。
続き⇒Fire 7(2019)でroot化に成功した話 #Fire7
前回⇒Fire 7 を卓上カレンダー化、置き時計にもなるアプリ「Overlays」など
リンク:XDA