RAM4GBのFire HD 10 Plusで「AirPlay」は実用的か。

公開日: : 最終更新日:2022/07/27 Amazon Kindle , ,

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M1 MacBook Airの外部モニターとして10インチのFire HD 10 Plusは使えるか試した。

1つはAmazonプレイストアにあるアプリを使った「AirPlay」接続、もう1つはHDMIキャプチャを使用した有線接続。

それぞれ使った感想を記録する。

Fire HD 10 Plusで「AirPlay」を試す。

最初に試したのは2022年2月にレビューしたHDMIキャプチャによる有線接続。

当時はMacとNintendo Switchを同時に表示するといった内容(レビュー記事へ)だったが、今回はM1 MacBook Airの外部モニターとして使った。

やはり2022年5月にレビューしたM1 Mac miniと同じ結果(レビュー記事へ)になった。

マウスカーソルの移動は遅延もなく快適だったがアプリ側の問題なのか各デバイスから解像度を変更できず目が疲れてしまうので諦めた。

AirPlay接続を試す。

次に試したのはmacOSならではの接続方法「AirPlay」。

Fire HD 10 Plusへは2020年6月の記事「Fireタブレットで便利な2つのアプリ、Google Play不要」で書いているストリーミングアプリ「AirReceiver」をインストールした。

マウスカーソルはワンテンポ遅れる感じで操作し始めると違和感と軽めのストレスを感じるが、しばらく使っていると慣れてきてしまった。

こちらはワイヤレス接続なので料理サイトのレシピ画面を表示したまま移動(キッチンへ向かう)といったこともできる。

また、YouTube再生時はFire HD 10 Plusのスピーカーで再生されるため、屋内で動画を持ち歩ける。これは便利。

しかし、映像がカクカクしてしまうし、音声も途切れ途切れ、M1 MacBook AirのCPU使用率が17〜20%を消費していた。

M1チップで2割を消費するタスクは珍しいので運用は厳しい。

また、Sidecar(現:ディスプレイ)のようにApple Pencilでタッチ操作を再現したり、指2本でスクロールといったジェスチャー操作には対応していないのでMac端末から離れてしまうと何も操作ができない。

その一方でSidecarによるワイヤレス映像転送は、音声再生がMac端末側に限定されるので動画を持ち歩くときはAirPodsといったBluetoothイヤホンの併用が必要になる。

同じような画面サイズの10.9インチiPad Airは、M1チップと価格改定により最小構成でも8万円を超えているため、Fire HD 10 Plusをタイムセール祭りで格安入手できることを考えると性能差は仕方ないと言えそうだ。

検証結果。

Fire HD 10 Plusで「AirPlay」は使えるが、MacBook Airへの負担が思ったより高く実用的ではない。

これならSidecarを目的に中古のiPadを入手したほうが良さそうだ。

ここ数日にわたって調べたところ、USB-C出力のモバイルモニターが最も安定していて、次に屋内を持ち歩けてマウス操作もできるSidecar、最後に遅延を耐えながら使うAirPlayといった結果になった。

AirPlayなどを駆使して10インチほどのタブレットを2台並べて1つの画面として使うといった方法も考えたが電源管理が大変になるため、前回の記事で検討したモバイルモニターが良いのかもしれない。

続き→Fire HD 10 PlusをPC/MACから遠隔操作、scrcpyのインストール方法
前回→Mac用のタッチ対応モバイルモニターを探した話。

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