ahamoが280円オフ、大手3社を比較(povo/LINEMO)
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
ドコモは3月1日、新しいモバイル通信サービス「ahamo」の月額料金2980円+税について、2700円+税へと価格改定することを発表した。
これにより通話無料サービスを省いて安く見せていたKDDIや、それに合わせた料金を発表したソフトバンクとの差は開くのか、大手3社を比較した。
「ahamo」価格改定の衝撃
はじめに3月1日より改定された「ahamo」は次のようになっていた。
- ブランド:ahamo(ドコモ)
- 月額:月額2700円+税(税込2970円)
- 電話:5分かけ放題(フルかけ放題+1000円)
- データ:20GB(超過後:最大1Mbps)
- 家族割・セット割:対象外(家族回線カウント可能)
- その他:dカード特典を用意。
今回の発表で変更されたのは月額料金のマイナス280円だけとなっている。予約や問い合わせといった短い電話が多ければ5分かけ放題は魅力的なサービスとなっている。
次にKDDIの「povo」。
- ブランド:povo(KDDI by au)
- 月額:月額2480円+税(税込2728円)
- 電話:ー(5分=500円、フル=1500円)
- データ:20GB(超過後:最大1Mbps)
- 家族割・セット割:対象外
- その他:オプションが豊富
全く通話サービスを利用しなければ ahamoより税込で毎月242円だけ安くなるが、代償として1秒でも電話をかければ税込22円/30秒の対象となり、差額は徐々になくなっていく。
しかし、小額に思える差額は年間で税込2904円と「ahamo」の一か月分に相当するため侮れない。
また、24時間データ使い放題が1回200円で利用できるなど柔軟なオプションも魅力となっている。
最後はソフトバンク「LINEMO」。
- ブランド:LINEMO(SOFTBANK)
- 月額:月額2480円+税(税込2728円)
- 電話:ー(5分=500円、フル=1500円)
- データ:20GB(超過後:最大1Mbps)
- 家族割・セット割:対象外
- その他:LINEはカウント対象外
月額料金や通話サービスなどソフトバンクがKDDIに合わせた内容となっている。唯一の違いはLINEアプリの通信が高速無制限になるというところ。LINE通話が多いのであれば大きなメリットになりそうだ。
ー
上記3サービスを見比べると外部と通話をするのか、LINE内だけで通話するのかで判断がわかれる。
5分かけ放題セットの「ahamo」はシンプルで使い勝手が良さそうだが、中国メーカー端末でも対応バンドが多いソフトバンク回線の「LINEMO」は技適を通過した格安端末が使えるなど初期費用を抑えられる可能性がある。「povo」は特定の日だけ通信し放題にできるなど意外と個性に溢れている。
家族割は3社とも対象外ながら「ahamo」だけ家族の回線としてカウントできるためドコモからの移行であれば本人の割引だけなくなるものの家族の割引に影響は与えないという強みがある。
ahamoの対応端末
3月1日より公開されたahamo公式サイトでは対応機種一覧も掲載されている。
まさかドコモが、といった感じの後出し料金改定。これにKDDIとソフトバンクが応じるのか注目だ。
Source:ahamo