6型Linuxスマホ「PinePhone Pro」が注文できなかった話、やりたいこと。
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
以前、Linuxスマホ「PinePhone Pro」は買いかという記事を書くほど興味のあった「PinePhone Pro」を注文しようとカートまで進んだが思わぬところで挫折した。
せっかくなので何を求めて購入しようとしているのか、やりたいことを整理・記録することにした。
6型Linuxスマホ「PinePhone Pro」でやりたいこと。
物理的なプライバシー切断スイッチを搭載したスマートフォンというだけでも興味深いが、実際はSNSや検索フォームで何かしらアクションした時点でクッキーから次々と趣味趣向を自ら開示しているわけで端末での制限には限界がある。
それでは「PinePhone Pro」のどこに魅力を感じているのかというとセキュリティ面ではなく、デフォルトOSがLinuxディストリビューションの一つであるManjaro Linux(マンジャロ)であるということ。
ManjaroはArch Linuxベースのためデスクトップ環境をプリインストール、公式ではXfce、KDE、GNOME、Net Editionをサポート。これは夢にまで見たスマートフォン1つでブログを気軽に更新できる世界への入り口だと思っている。
テキストエディタはWindowsやMacでもリリースされているAtomや昔ながらのVimも使えるため、デスクトップモード(GUI)環境でブログ記事を書くのに苦労しないはず、Windows時代の秀丸でマクロを使ったような処理をスマートフォンで!と期待している。
ちなみにUbuntu touchではなくManjaro採用の理由としてはシンプル設計による安定度、初心者に優しいローリングリリースを採用しているからと言われているようだ。
「PinePhone Pro」でやりたいこと。
ここからは「PinePhone Pro」がピュアなManjaro Linuxだという前提でやりたいことを書き出していきたい。
- デスクトップ環境(モバイルディスプレイ接続によるPC化)
- ブログの更新(PC化した状態でテキストエディタと画像処理、写真取り込み)
- キャッシュをRAMに設置(eMMCから高速化できるのか)
- エミュレータ(自分で吸い出したソフトを楽しむ)
- 他のOSを試す(Androidスマホでも報告のあるUbuntu Touchなど試したい)
デスクトップ環境については専用キーボード(製品ページへ)とモバイルディスプレイを携帯すれば場所を問わず作業できると期待している。
エミュレータに関してはPinePhone購入者と思われる海外アカウントがSNSでクラッシュ・バンディクーをプレイしたという報告をしていた。(そもそもAndroidやiPhoneでもエミュレータは動作しているので問題はないと思うが・・・ミドルレンジスペックのManjaroスマホでできるのかが重要)
注文できなかった話。
「PinePhone Pro」の注文ページで399ドル在庫ありとなっていが、先ほど挙げた重要な専用キーボードをセットで注文しようとすると日本へ発送できないと拒否されてしまう。
個別に注文すると受け付けてくれるようだが、キーボードだけでも61.98ドルという値段になってしまい、PinePhone Proも単体で送料込み424ドルなので合計485.98ドル、コロナで物流が大変という時期に2つに分けて注文・・・「そこまでして欲しいのか」と思ってしまった。
久しぶりにFireタブレット並みの徹底レビューをYouTubeでの動画公開を含めて実施して、Pine64チームに貢献しようかと思ったが何事もタイミング、日本で発売されるのを楽しみにしたい。
前回の話
本気のLinuxスマホ「PinePhone Pro」は買いか、スペック・価格
リンク:PinePhone Pro販売ページへ