M1 MacBook Air購入レビュー、ProやMac mini / MagicKeyboard等と比較

公開日: : 最終更新日:2022/07/16 Apple , ,

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一昨日、Apple Storeで注文したM1 MacBook Airが届いた。

M1 Mac miniを母艦としてIntel版MacBook Proを入力機器として使っていたこともあって大きな変化はないと思っていたが、外観からして結構な違いがあり、実際にキーボード入力をしては打鍵感の違いに驚いた。

また、移行アシスタントを使ってM1 Mac miniからのデータ転送も済ませたので、その際の感想も記録しておきたい。

MacBook Air(M1, 2020)購入レビュー。

午前中の配送を希望したこともあって、午前9時すぎにヤマト運輸がチャイムを鳴らした。

雨が降っていて外箱は濡れていたが、ヤマト社員のプロフェッショナルな言動で晴れやかな気分のまま開封へ進むことができた。

プロの仕事って人を幸せにするんだなぁ、と改めて実感する。

外箱はいつもと変わらずシンプル、小さめ。

その中には白を基調としたMacBook Airのパッケージがあった。

やはり気分が上がる。

パッケージを覆う透明フィルムを剥がして、真空パックなのかと疑うほどの空気圧と闘いながら開封した。

そして、MacBook Air 登場。

君を待っていた。

下段にはUSB-CとACアダプター、紙類が入っていた。

今回も使うことはないだろう。

Intel版MacBook Proとの外観比較

ここからは手持ちのIntel版MacBook Proを並べて外観を見ていきたい。

上図は左からM1 / Intelとなっていて、同じ13.3インチ(2560×1600解像度)の筐体なので表面を上から見ると同じように見える。

底面を見ると左のM1 Airはファンレス仕様のため側面の通気口がなく、背面の風を通すスペースも小さくなっている。

Appleの製品ページにある説明によればM1 Airは「システムが生み出す熱はアルミニウム製の放熱板が拡散」するとのこと。

そのため後付けで熱対策をするのであれば底面に熱を拡散するようなパーツを取り付けたり、風が通るスペースを設けるといったことが有効になりそうだ。

上図の側面を見てAirのエッジに向かって薄くする造りが秀逸だと思った。

手の馴染みが良く、実際の軽さもあると思うが「携帯する気になる端末」に仕上がっていた。

上図右のMacBook Proはズッシリという感じで、いざという時は持ち出せるものの「据え置き端末」の領域に存在するイメージ。

ここまで側面や外観がスッキリしているとは全く予想していなかったので驚いた。

キーボード面をチェック。

MacBook Airを購入するきっかけにもなったキーボード面、ディスプレイは外部モニターへ出力するので「キーボード面がメイン」といっても過言ではない。

上図左のAirを見ると最上段と最下段が大きくことなるのに気付く。

TouchBarは文字入力を劇的に遅くしていたので、物理キーになっただけで助かる。実際に入力してみるとAirの等間隔に配置されたファンクションキーはマクロを割り当てるのに使いやすく、キーボード面を見ることなく入力もできた。

最下段の十字キーは小さくなっていて不思議に感じたが、ブラインドタッチをしていると十字キーの空きスペースで指の現在位置を把握できたので改善されたと捉えている。

また、2018年のIntel MacBook Proからキーが変わって現在のシザー構造になったのか、カチャカチャしていた打鍵音がなくなり、入力もしやすかった。

MacBook Proの前に使用していたMagicKeyboardとも見比べた。

十字キーの配置や入力時の軽さやカチャカチャ音はPro 2018と同じ、Air 2020のキーは静かで落ち着いた打鍵感を得られた。

シンプルにキーボードの質が上がっている。

これも期待していなかったので大収穫だ。

M1 Mac miniからの移行アシスタント

M1 MacBook Airを起動してキー入力など一通り試して大変満足できた。

そのため迷うことなく「移行アシスタント」を使ってM1 Mac miniからデータを転送することを決定。

以前は500GB前後のデータを転送するのにWiFi経由で3日〜6日という表示で目の前がブラックアウトしたが、今回は550GB前後を90分ほどで終えられた。

移行アシスタントは最初「5時間40分後」と表示してきて目眩がしたものの付属のUSB-CケーブルがThunderboltに対応していないため有線データ転送に使えないことがわかった時点で覚悟を決めてWiFi転送を決行、それが良かった。

ソフトウェアも進化しているようだ。

M1 MacBook Airを購入した感想。

正直なところ、Mac製品でトラブルなく実用的だと思えるデバイスは初めてだった。

ディーラー展示の新古車を購入して装備充実&しっかりメンテにより快適すぎて戸惑ったことを思い出した。

Intel時代のMacBookシリーズはProモデルを買い替えてきたこともあって、「MacBook=据え置きノートパソコン」という印象しかなかった。

それがあったから「Mac miniでいいのでは?」とM1 Mac miniの購入という遠回りをしている。

しかし、Mac miniでM1チップの高い処理能力に加え、省電力で静音性の高さに触れ、M1 MacBook Air購入へと踏み切れた。

ただインターフェイスは残念に感じている。

手持ちのMacBook Proは左右2ポートの4ポート構成だったのでポート不足を気にすることはなかったが、Airは外部モニターと充電ケーブルを繋ぐとポートが埋まってしまう。

それでもiPad mini 6用に購入したノートパソコン充電アダプターのようなUSBハブが早くも活躍しているので不満にはならなかった。

NEC LAVIEの超軽量ノートPCに比べるとゲーミングノートパソコンのように思えてしまうが、静音で高い処理性能、かつ省電力(長時間バッテリー)なので1.5台分という重さであっても許せてしまう。

もう全力で守っていきたいので、M1 MacBook Air向け保護ケースを購入することにした。

続き→M1 MacBook Airのケース選び、各メーカーのレビューからわかること。
前回→M1版MacBook Airを注文、購入理由。

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