ふるさと納税だけ郵送(QRコード印刷など)、やよいの青色申告の落とし穴

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無事にe-taxで消費税申告まで一括送信できてことに歓喜していた。

しかし、ふるさと納税に関しては「やよいの青色申告(オンライン)」が対応していないことがわかり再び地面へと叩き落とされた。

必要なモノは以下のとおり。

  1. ふるさと納税の書類(XMLデータならQR付きデータ化する必要あり)
  2. 本人確認証明書(マイナンバーや免許証の裏表を印刷)
  3. 税務署へ郵送するための台紙

んー、これは弥生株式会社の技術力不足なのか、国税庁の問題なのかわからないが一縷の望みをかけてオンラインでの提出を試みた。

オンライン提出を実現するには次の工程をクリアする必要があった。

  1. ふるさと納税サイト(楽天など)でXMLデータの発行
  2. XMLデータ発行サイトとマイナポータルでのe-私書箱で連携
  3. e-私書箱と連携したらマイナポータル内のe-taxで連携してほしいと記載(失敗)

上記3でリンク先がなく、代替手段もないということで断念。

それでもオンラインでXMLデータを使ったふるさと納税の提出方法を調べると国税庁の確定申告書等作成コーナーを使った方法が紹介されている。

そこで再びチャレンジすべく国税庁の確定申告書等作成コーナーへアクセスしたところ、次のような文言があった。

令和4年分の所得税に関する情報:申告の種類:「白色」

ファっ!!

ナンデスカ、コレ?

この「白色」という項目、どうやっても「青色」へ変更することができなかった。

青色申告への届出は20年ほど前に出したっきりだが・・・えっと、期限とかあるの?

白色や青色の変更は届出を提出しない限り変わらないはず、、、それではいつから「白色」に塗り替えられたのか・・・そもそも簡単に青から白へ変えられるものなのか?

思い当たるのは今回のe-taxだ。

そこで慌てて「やよいの青色申告(オンライン)」にログインして初期設定を見直すと最初の設定で青色申告65万円控除が選択されており、確定申告書の控えを見ても65万控除が記されている。

税務署へ電話するも繋がらない。

、、、もう、いいや。

諦めるよ、勝手にしてくれ。

e-taxにしないと青色申告特別控除を50万にすると言われ、e-taxにしたら今度は税務署の好きな申請書も提出していないのに白色申告へ変えられて、もう何も言えないよ。

、、、。

とりあえず、ふるさと納税の用紙だけ送付する手続きをすることにした。

ふるさと納税だけ郵送する方法(QRコード印刷など)

はじめに楽天ふるさと納税などから数日かけてXMLデータを発行してもらう必要がある。

利用者識別番号の暗証番号トラブルで忘れていたが数日前から事前にマイナポータルとの連携手続きが終わるのを待っていたのだ。

その結果としてはマイナポータル連携ができなかった上に、税務署の利用者識別番号とのリンク問題が報告されていることもわかり、マイナポータルと気軽に連携しないほうが良いと判断した。

私は連携してしまったが、ふるさと納税を郵送するだけなら連携は不要だ。

下記1〜7の手順を見ると面倒に見えるかもしれない。

しかし、上記のマイナポータル連携も負けず劣らず工数が多いにも関わらず目的を達成できず、結果としてSafariやOSへの電子証明書を意味なく追加して汚すだけで終わった。

そのため、下記のアナログ提出をするほうが無難だと思う。

  1. 楽天ふるさと納税のXMLデータを取得(楽天当該ページへ)する
  2. 国税庁の「QRコード付き証明書等作成システム」(国税庁へ)へ移動する
  3. 国税庁の説明に従い、MacではSafari拡張機能のインストールやOSアップデート、電子証明書(セコム)のインストールを行う。
  4. PDFデータを発行する。
  5. 国税庁で添付書類台紙(国税庁PDFへ)を入手
  6. 各種PDFデータと本人確認書類を含めて印刷する
  7. 封筒で納税先の税務署へ郵送

コンビニのマルチコピー機では、台紙のPDFファイルで2枚、免許証等は裏表機能を使って1枚、あとはふるさと納税の状況に応じて複数枚を印刷した。

郵便局のカウンターで台紙に住所と氏名を記入して、本人確認書類を小さくカット、ふるさと納税の書類を含めて糊を借りて貼り付けて封入。

郵送代として郵便局に84円を支払って発送。

これで本当に終わった、、はず。

会計ソフトの進化は凄まじいものの、税務署と役所のシステム連携ができていない印象が強烈に残った。

これで保険証も組み込んでマイナンバーの利用者識別番号16桁(税務署の利用者識別番号16桁とは別の数字)と暗証番号がわからなくてロックをかけられたらと思うと恐ろしい。

データさえ管理できれば良いのだから役所の人員は最低限にして役所を監視する企業を設置して、各種申告・手続きはコンビニや郵便局などで済ませられるようにしてほしい。

って、思った3月8日の木曜日。

前回→ 「やよいの青色申告」でe-taxした感想・レビュー、利用者識別番号に苦戦した話

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