Galaxy A54 5G発売、Pixel 7aとスペック比較

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韓国Samsungは日本時間2023年5月25日、最新Androidスマートフォン「Galaxy A54 5G」を発売した。

通信キャリアではNTTドコモ、au、UQ mobileにて取り扱われる。

人気のミドルレンジ最新モデルということで、すでに価格比較サイトで1位に君臨しているPixel 7aとスペック比較を行いたい。

Galaxy A54 5GとPixel7aでスペック比較

Samsungの製品ページをみると「4つの特長」として次の項目を挙げている。

正直なところ冗談なのかと思ったが、上から順に筐体とカメラデザイン、ビデオ電子式手ブレ補正と自動フレーミング、OISとイメージセンサー、屋外での視認性UPを伝えているようだ。

とくに注力しているのはマルチカメラ。

進化したVDIS(ビデオ電子式手ブレ補正)とOIS(光学式手ブレ補正)でハイクオリティな動画を簡単に撮影できるとしている。

ここからは先日リリースされ、すでに価格比較サイトでも1位となっているGoogle Pixel 7aとスペックを比較していく。

「Galaxy A54 5G」のSuper AMOLEDディスプレイは、前機種の「Galaxy A53 5G」と比べ明るさが25％向上している。

背面には広角5000万画素カメラ、超広角1200万画素カメラ、マクロ500万画素カメラのトリプルカメラを搭載。前面には約3200万画素のカメラを備えている。

「Galaxy A54 5G」の対応バンドは以下のとおり。

2G GSMGSM850, GSM900, DCS1800, PCS1900
3G UMTSB1(2100), B5(850)
LTE（FDD）B1(2100), B3(1800), B5(850), B8(900), B12(700), B18(800), B19(800), B21(1500), B26(850), B28(700)
LTE（TDD）B38(2600), B39(1900), B41(2500), B42(3400)
5G FDD Sub6N1(2100), N3(1800), N28(700)
5G TDD Sub6N41(2500), N77(3700), N78(3500), N79(4500)

続いてPIxel 7aの対応バンド状況。

GSM / EDGE: クアッドバンド（850、900、1,800、1,900 MHz）
UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 28 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 66
5G Sub-6 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20 / 25 / 28 / 38 / 40 / 41 / 66 / 75 / 76 / 77 / 78 / 79

Galaxy A54 5Gは海外モデルでRAM8GBとなっているものの日本向けはRAM6GBと抑え気味、全体的なスペックを見る限りPixel 7aに魅力を感じてしまう。

Pixel 7aは先日レビュー記事にてMagSafe化を済ませたことでマグネット式のスタンドやモバイルバッテリーが使えるようになり便利になった。

Galaxy A54 5Gは特筆すべきスペックこそないが、SIMフリー版がなくドコモなど通信キャリアで集中販売となるため、割引キャンペーンなどにより安く入手できる可能性がある。

Pixel 7aはSIMフリー版のほかにドコモで取り扱われているため、Google単独キャンペーンも視野に入れて待機することになるが、Googleのキャンペーンは回数を重ねるたびに小規模・少額になっているのも事実。

Galaxy A54 5GはPixel 7aの登場によりスペックで苦戦、価格面での戦いとなりそうだ。

ドコモの在庫状況は「Galaxy A54 5G販売ページ」へ