激安749円の「電熱インソール」は使えたか、購入レビュー

公開日: : 周辺機器 ,

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2024年11月中旬にAmazonで電熱インソールを購入した。

それから12月に入っても使えているので初期不良はなかったことになる。肝心の暖かさについては749円で購入したとは思えないほど「快適」だった。バイク乗り御用達KOMINE様の有名なエレクトリックトゥー何某と比べると遥かに安く、あまり期待していなかったのだが快適そのものだ。

この記事ではサーモグラフィーカメラによる暖かさの表示や開封、サイズ調整などを記録する。

激安749円の「電熱インソール」購入レビュー

そういえば「電熱インソール」と言っても似たアイテムが多く、大抵はマーケットプレイス発送となるため注意が必要だ。たとえば高い送料がかかったり、配達予定日が異様に遅かったりとニッチ製品を購入する際には販売者の評価や過去のレビューチェックといった予防・対策が必要になる。

今回レビューする電熱インソールもそういった調査の末に購入した。

とはいえ、安価な製品でおそらくアリエクスプレスなどでは破格の値段で大量販売されているような気配も感じる。そんなこともあって個体ガチャでハズレを引かないようにだけ祈った。

実際に届いた電熱インソールは簡易包装となっていた。

Amazon販売ページではブランド名として「YFFSFDC」が存在するが、ご覧のとおりブランディングをするつもりなど全くない状態で届いた。

まぁ断線せず、ヒーターが正常であればよいので開封を急ぐ。

中身を取り出して撮影。

電熱インソールでこだわったのは「接続ポートがUSB端子」という点だ。ここが僅か数V上げるためにDCプラグのような形状になっていると使い勝手が悪くなる。

下図のフルサイズUSB(USB Type-A)が最終的にモバイルバッテリー等へ接続する端子となり、イヤホンジャックみたいなプラグが左右のインソールとをUSBケーブルを着脱できるポイントとなっていた。

実際に靴からボトムスの内側を通す線なので細すぎても太すぎても困る。上図の太さでは靴を履いた時に違和感がなく、かつ肌に触れても熱くなるようなこともなかった。

とてもリアルな話をすると、上の写真にある左右のケーブルが「それぞれ腰の位置まで上がってくるタイプ」なので最初は違和感を覚えた。これが電熱ソックスだと専用バッテリーをふくらはぎ付近に設けられたミニポケットへ入れるといった仕組みになる。

ただそういったバッテリータイプの電熱ソックスは高確率でモバイルバッテリー接続端子が特殊プラグだった。つまりバッテリーを定期的に購入しなければならない。しかも小さなバッテリーなので長時間の利用は難しい。それと「靴下」なので耐久性が低く、穴が空いたなど電熱インソールでは見かけないトラブルが報告されていた。

そんな理由から写真にあるケーブルを腰まで持ち上げてでも大容量モバイルバッテリーやUSBアダプタと直接接続できるタイプを選んだ。

ちなみに写真のようにUSB端子の限界までケーブルは真っ二つに裂くことができる。

実際に使ってみよう、履いてみよう!

私は大抵の靴で26.5cmを選んでいる。

今回の電熱インソールはLサイズということで最後までMサイズと悩んだ。類似商品というか名称だけ変えて販売している他の製品に書かれたレビュー(楽天含む)を隅から隅まで繰り返し、何度も比較した結果。Lサイズで良いと判断した。

これには電熱インソールのレビューを多く読んだことで「とある不満」に気付いたから。

それは電熱ソックスやエレクトリックトゥー何某のようにツマ先のヒーターがないことだ。そのため別途ホッカイロを指の上あたりに貼っているとか、トゥー何某を加えて完成したなどという投稿もあった。

そう、電熱インソールで失敗しない秘訣は「大きいサイズを選んで小さくカット」ということだ。カットする余白部分にヒーターはないのだから当然ではあるのだけれども。

最終的に上の写真にあるカット部分「41」に合わせてLサイズを小さくカットしたところ、私が愛用しているOnのランニングシューズ「Cloud Monster」(製品写真やレビューはAmazon販売ページへ)にジャストサイズとなった。

実際に履いて気温1度のなか軽トラックでホームセンターへ行き、帰宅後に靴の中をサーモグラフィーカメラ(HIKMICRO Mini2の詳細はレビュー記事へ)で撮影した。

ご覧のとおりインソール部分が暖かくなっていることがわかる。Cloud Monsterは底面に石が挟まることで有名なほど中央に隙間があるのだが、そこからも熱がわかるくらい赤色に染まっていた。

「これは直前まで履いていたからでは?」と思うかもしれない。

まず気温1度で履く靴を思い出してほしい。冷え切っていて車で移動した程度では体温をもってしてもここまで暖かくならない。そもそも靴を脱いだ時点で急速に冷えていく。これはモバイルバッテリーで常時発熱しているからこそできる芸当だ。

Amazonレビューにも書かれていたが「もう無しでは困る」というレベルで温かい。ここで重要になるのが「寒さのレベル」と「防風レベル」だと思う。気温9度を寒いと表現するような地域では「暖かくない」と感じる可能性があるし、バイクに乗っていて暖かく感じないのであれば靴や靴下を変えるなど風対策の検証が必要になる。

なにも考えずに履いたら自分が求めていた温度でした。なんて漫画みたいな話はありえないので注意したい。

ちなみに靴下の中へ入れてみたところ「快適」だった。

ただ靴下に入れるとインソールと足裏が直に触れてしまうので危険。さらにいえば足裏は最も細菌が多い箇所でもある。そのため夏用の速乾ソックスを履いてから重ねるように冬用の厚めソックスを履くという中学生みたいなことをしている。だが、これがまた温かい。

靴下に入れると室内のスリッパは夏用で十分だったのは意外な収穫、夏用の洗えるスリッパだけでよければ金銭的な負担が減ったことになる。それにしても足裏だけでこうも身体全体が温まるものかと感心する。

もし自転車やバイクなどに乗る予定があれば749円を支払う価値はあると思う。寒冷地に移住した私は靴下に入れてしまっているが、日常生活において冬将軍の猛攻を防いでくれているから良い買い物だったと思う。

電熱インソールの価格について

今回購入した電熱インソールは最安クラスとなる749円だった。それが11月中旬時点の値段。今はブラックフライデーが開催されているが全く動じず749円を維持している。見た目の違いがわからない類似商品は1200円やら2000円で販売しているがブラックフライデーでなぜか749円前後に値下げされていた。

コミネさんちのトゥー何某はブラックフライデー特価でも4452円(レビュー783件はAmazonへ)なので、いかに安いか。

→今回レビューした電熱インソールLサイズのレビュー130件や最新価格はAmazon販売ページ

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