格安ブロワーの使い道が意外と多い件、京セラ「BL-3500」購入レビュー

格安ブロワーの購入レビュー

今回RakutenスーパーSALEに合わせて京セラ（リョービ）の「BL-3500」というブロワーを購入した。移住してからマキタのインパクトやマルチツールと草刈機、HIKOKIの丸鋸に枝切り鋏、楽天で人気のエアーコンプレッサーと関連商品と次々と購入していったので躊躇いもあった。

それでも次のような用途があるため、総合的に考えて必要と判断した。

1. 落ち葉の処理
2. DIYや火起こしをした後の粉塵や灰の除去
3. 丸鋸やサッシなど掃除機で吸えない場所の掃除

まず「1」はブロワーの用途として洗車とともに有名な使い道だろう。次に”たかが落ち葉なんて”と思うかもしれない。しかし、山奥の築古戸建てとなれば話が変わってくる。綺麗にしたいとかいう話ではないのだ。

1つは「大量の虫が住む場所」をつくらないため、もう1つはアチコチで行われている焚き火の火の粉による「火災の防止」だ。落ち葉はよく燃える。それはもう勢いよく燃え上がるので庭へ敷き詰められた落ち葉へ引火した日には住宅火災に発展しかねない。

空き家だった物件は火災保険に入れるのかわからないが、5000円以下で購入できるブロワーで火災リスクを軽減し、さらには虫との遭遇を減らせるのであれば買いだと思った。

それから実際に使って「2」の重要性に気付く。

火起こしをする際には少なからず灰や煙を浴びることになる。他にも小さな板を丸鋸で僅かにカットしただけでも粉塵が飛ぶ。これらは仕方のないことだと特に対処はしてこなかった。試しに掃除機でも吸い取れなかった丸鋸の入り組んだ箇所へ向けてブロワーをかけると、瞬く間に粉が吹き飛びスッキリとした状態になった。そのままウッドデッキをかけて回ると、次々と落ち葉や砂埃が吹き飛び、綺麗な状態へと変貌していった。

これは良い。

ふと思いついて自分へ向けてブロワーの強風を押し当てたところ、ダウンジャケットに付着した粉塵や焚き火の煙による細かな灰が跡形もなく吹き飛んでいった。調子に乗って自分の頭部へ向けて風を放つ。すごい勢いで髪の毛が舞い上がり、うっすらと被っていたであろう灰はもちろん、ドライヤーをかけ終わった後の爽快感までついてきた。

それからというもの外出先で服や皮膚、髪の毛が汚れを浴びたと思ったら迷わず玄関でブロワーを浴びるようになった。本当にスッキリする。

また、思わぬ収穫もあった。それは山の中にいると様々な花粉らしき何らかの粉を常に浴びていたことに気付いたことだ、そういった細かな粉も玄関前のブロワーで一掃する。

他にも屋外水道管に溜まった落ち葉やサッシなど掃除機をかけにくい場所をブロワーで一掃、家の中から家の周辺まで落ち葉がなくなり火災リスク軽減だけでなく、見た目も整い、5000円以下のアイテムとしては費用対効果が高いと感じた。

京セラ「BL-3500」の価格について

最初は人気のマキタやHIKOKIを買うつもりでいた。バッテリーも余っているし。しかし、様々な機種のレビューを読むにつれて多くのユーザーが口を揃えて「コード式の方が良い」「バッテリータイプは重い」といったことを伝えていた。

どういうことか。

それは庭の落ち葉にブロワーをかけると気がつけば15分、30分と経過してしまうこと。それは実際に作業していて1時間が過ぎていて驚いたのでわかる。そうなると軽量な2Ahバッテリーでは足りない。かといって6Ahでも足りるかといえば段々とパワーが落ちていく。これはマキタの掃除機でも感じたことだがバッテリー式は電池残量の低下とともに電圧が下がり、パワーダウンする。

そうなると「今日は落ち葉をやろう！」と思った日に完結させたいならコードタイプ一択だと思った。そして、その判断は正しかった。

最終的にコードタイプで高評価が多く、レビュー自体も多いため故障時の情報収集も容易であろう京セラ「BL-3500」を選んだ。

Amazonは5653円と高くはないがレビューが多いため参考のために活用（レビュー2240件はAmazon販売ページへ）した。また、最近なぜか安いことが多いヨドバシをはじめとする家電量販店は定価販売だった。

最終的に最安だったのは珍しいことに楽天公式ストア「Rakuten24 ヘルスケア館」だった。小さな残念ポイントが多くて毎回お気に入りへ追加しては削除してしまう同ショップだが、今回は紛れもない最安で5240円。かつRakutenスーパーSALEで高いポイント還元も得られるため注文した。

→最新の価格や在庫状況・レビュー24件は楽天販売ページへ