モバイル(輪行)用に折りたたみ自転車やクロスバイクを比較した話―2014年4月
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WiMAXとドコモMVNOのおかげでモバイル用インターネット環境が整い、外出先でブログを更新する機会が増えてきました。しかし、駅ビルのカフェやバス・電車の停車付近にあるコーヒーショップで人混みに紛れていると、「もう少し先の場所へ」という新たな願望が席を横切りるわけです。
今回、モバイル用でありながら快適に走れる自転車を探し比較した内容を記録します。
画像:BROMPTON
ミニベロや折り畳み自転車、クロスバイクを比較した話
2月頃から本格的に折り畳み自転車を探し出しました。
はじめはBROMPTONやDB-1といった高級モデルからDAHONやTernといった中価格モデルを調べ、次にDAHON OEM(yeahやYAMAHON)やDOPPELGANGERといった低価格モデルを知り悩みました。
「カスタマイズできる車体が良い」「フレームが重要」「低価格でも改造しだいで総額2~3万で相当なスピードが出せる」などなど多くの情報が登場し、眠れぬ日々が続きましたが、今回この記事を書いて整理し、購入へと踏み切ろうと思います。
BROMPTONやDB-1といった高価格帯を考える
BROMPTONは、Kazuさんの動画で衝撃を受けたのを記憶しています。そのコンパクトさと斬新な使い方を見ると物欲を抑えるのが大変でした。
BROMPTONを調べると欲しかった20インチではなく16インチであるほか、車体価格が高いため、自分の自転車に関する知識や技術すべてにおいて未熟なスキルが不安になりました。最初の一台目・入門用として選択するのはいかがなものだろうかと思い直し購入を断念。
次にDB-1(ミズタニ自転車)ですが、BROMPTONやDAHONの折り畳み機構より手間がかかる印象なのと、デザインが好みではなかったので対象外としました。
DAHONやTernといった中価格帯を比較する
DAHONは、20インチ折り畳み自転車なのにママチャリよりも速く、折り畳みが楽にできる仕組みが魅力。価格も5~7万円台と手頃な印象。
DAHONの普及モデルとして人気の「Route」シリーズを調べると、デザインもオシャレでレビューも多く好印象でしたが、エンド幅が126mmで特殊という情報がありました。そこで上位クラスのBoardwalk D7を調べるとエンド幅130mmでロード用タイヤと交換できるなどカスタマイズ性が高いので、DAHONなら「Bardwalk D7」にしよう!と心に決めました。
DAHON(ダホン) Boardwalk D7
DAHON(ダホン) Boardwalk D7
DAHON(ダホン)
価格: 52,325円 (15%OFF) /レビュー0件(2014/04/24現在)
20インチ/7段変速/重量12.3kg。
しかし、DAHONを調べているうちに「tern」の存在を知ります。「tern」はDAHON創設者Dr.David Honの子どもJoshua Hon氏が設立した新しいブランドで、DAHONと同じような機能が使えるほか、LINKシリーズ(Link C7を除く)では輪行用にトロリーラックなる便利アイテムまであります。
この時点で「tern」が第一候補に挙がりますが、JR駅構内でトロリーラックのコロコロが危ういという情報があったほか、折り畳みの命も言うべき重量が増してしまい速度も持ち運び時の軽さも失ってしまいます。トロリーラックを常設し重くさせてまで頻繁に輪行するのかという自問自答の末、上位バージョンの「Verge(ヴァージュ)」シリーズを検討しますがフレーム問題があるようで高い値段とリスクを考え、LINKシリーズで日本人向けに作られたという日本限定発売の「LINK N8」を候補にしました。
tern Link N8
tern Link N8
tern(ターン)
価格: 58,674円 (14%OFF) /レビュー1件(2014/04/24現在)
20インチ/8段変速/重量12.2kg。
DAHON OMEの存在
DAHONにはライセンスされたOEM製品が安く販売されていることを知りました。イオンで多く販売され、yeahというブランドも人気のようです。
yeah(ヤー) トリップ HAT060Y 20インチ 6段変速
yeah(ヤー) トリップ HAT060Y
yeah(ヤー)
価格: 27,924円 (9%OFF) /レビュー0件(2014/04/24現在)
折り畳み機構もDAHONそのもの、泥除けなどが標準装備となっており、価格もDAHONに比べ圧倒的に安いのが特徴。
はじめての一台として盗難被害にあっても悲しまずに済みそうな価格で、しかもプライム対応という付加価値まであります。さらに調べると購入候補のDAHON Boardwalk D7のOEM版といえそうな自転車もありました。
BICECO(バイセコ) BC-207C
BICECO(バイセコ) BC-207C
BICECO(バイセコ)
価格: 39,575円 (19%OFF) /レビュー0件(2014/04/24現在)
クロモリフレームで7段変速、重量も12.9kgと軽量。
年に何回 折りたたむのかという疑問と、クロスバイクの存在
ここで「1年で何回ほど折りたたむのか?」という疑問がわいてきました。
折り畳まなくても前輪だけ簡単に外せる自転車はないかと調べてみると、クロスバイクやロードバイクでは当たり前の仕様とのこと。しかも5~8万円台のクロスバイクであってもBROMPTONやDAHONの10万以上する高級モデルよりも安定して早く走れるという話もあり、疑問は次第に悩みへと姿を変えていきます。
折り畳み自転車は、その折り畳み機構により走りや安定性を犠牲にしているわけで、肝心の折り畳みが月1回程度であったら、クロスバイクを購入して日常を快適にしたほうが良いのは明らか。たとえ輪行となっても10分でも30分かけて輪行袋にしまうのを楽しめばいいのではないかと思いはじめ、今度はクロスバイクを探すという旅がはじまりました。その時すでに3月中旬ごろ。
入門用クロスバイクを探す
クロスバイクを調べると「GIANT ESCAPE R3」が良いという情報がありました。しかしそれば価格改定前のお買い得時に言われていたなごりで、今GIANTを購入するなら「ESCAPE RX2」また「ESCAPE RX3」あたりがよさそうです。
さらにいろいろ調べた結果、入門用にクロスバイクを買うなら「TREK 7.4FX」が良いという結論に至りました。
激安の折り畳み自転車という選択肢
アマゾンで激安ながら改造すれば快適になるということで人気の折り畳み自転車がありました。
WACHSEN(ヴァクセン) BA-101
WACHSEN(ヴァクセン) BA-101
WACHSEN(ヴァクセン)
価格: 21,800円 (58%OFF) /レビュー42件(2014/04/24現在)
改造サイトが後押しする激安折り畳み自転車。
「BA-101」は激安なうえに個人サイト「WACHSEN BA-100 Angriff Maniac」さんの小冊子(PDF)で改造が詳しく掲載されていることもあり人気となっているようです。
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) 202 blackmax
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー) 202 blackmax
DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)
価格: 23,050円 (33%OFF) /レビュー189件(2014/04/24現在)
20インチ、軽量12.1kgで7段変速、別売りパーツも豊富。
「DOPPELGANGER 202 blackmax」はデザイン性と軽量12.1kgで2.3万円というコストパフォーマンスに優れた折り畳み自転車。
折り畳み自転車かクロスバイクか
4月上旬にクロスバイクを購入すると決めたものの、ネットショップでのオンライン購入(この時点で出不精、輪行できるのか自分でも心配)は困難を極めました。防犯登録や初期整備の都合上、実店舗でしか販売しないショップが多く、仮に配送できたとしても移動中に緩むなどして最終的には整備のためショップへ赴く必要があるようです。
クロスバイクはハマってしまいそうな気配を感じて躊躇、タブレットで時間も金銭も費やしているのに加え、自転車まで調査・改造をはじめたら時間が、、、あると思いますが、外出ばかりになってブログ更新が少なくなっては本末転倒です。
「もうプライムで激安の折り畳み自転車を購入しようか」と思いましたが、改造して育ててもパーツが安物で危険という話があり、それを鵜呑みにして身体が資本だと購入を控えました。もちろん、用途が近所の買い物程度であれば購入したと思います。
今回はママチャリより軽くスピードがでて、車への収納も簡単、ユーザーも適度に多いということで、最初の一台は「DAHON」「tern」あたりを購入しようと思います。