Windows RTは継続される、Windows 10の一部機能が利用可能
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『Windows 10』イベントの質疑応答で『Windows RT』の今後について、米Microsoftは一部の機能が使えるようになると短い回答を行ったことがCNETから伝えられています。
Windows RTはWindows 10の一部機能が使える
『Windows 10』のイベントではスマートフォンや液晶画面を持たない組み込みデバイスから84インチの「Surface Hub」まで対応するとして1つのプラットフォームへまとめるという内容が発表されました。
また、Windows 7 / Windows 8.1 / Windows Phone 8.1 についてはWindows 10 リリース初年度に限り無料アップグレードに対応するという豪華な特典も明らかにされています。
しかし、「Windows RT」について言及はありませんでした。
質疑応答で登場したWindows RT
プレスイベント後の質疑応答で「Windows RT」のアップデートについて質問された際、MicrosoftはWindows RT向けの更新プログラムにも取り組んでおり、(Windows RT搭載)Surfaceのアップデートも計画され、「Windows 10」が持つ機能の一部を利用できるようになると回答したとのこと。
Surface 3 未投入で囁かれるWindows RT終了説
Windows RTは、ノートPCほどのスペックを必要としないスマートフォン/タブレット市場で多用されているARMチップ向けとして投入されたOSで、Microsoftは各パートナーと一緒にシェアを塗り替える予定でしたが現在では「Surface」シリーズだけが奮闘している状態です。
そのWindows RT搭載「Surface」シリーズもMicrosoft自ら2代目以降をリリースしておらず、最新モデルは「Surface Pro 3」だけが発表された状態です。このような現状から「Windows RT」終了説が何度も囁かれています。
Windows RT無償化でストアアプリの充実に期待
Windows RTはスマートフォンやタブレットに搭載されるWindows 10と同じような使い勝手になるのであれば、RTだけでもOSの無償化を宣言していただくとデュアルOS搭載モデル(現在はWindows 8.1 with Bing版が発売予定)が某国のメーカーから発売されると思われます。、最初はAndroidのおまけ的なOSになるかもしれませんが利用者数が増えればアプリストアも賑わいます。その時にマルチスクリーン対応のWindows RTは意外と盛り上がるかもしれません。
ストアアプリの充実はWindows 10搭載タブレットやスマートフォンのシェアにも貢献できそうなので、Windows RTの無料化&デュアルOS許可を期待したいところです。
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Source:CNET