MacやiPhoneのメモアプリが重いので軽くする方法(設定手順)、電池持ち向上にも繋がった話。
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M4 MacBook Airが発売されて「へん、M1モデルで十分だいっ!」なんて書いて(当該記事へ)いたらシステムアップデート後にメモアプリが劇重になってしまった。
それは自虐のメンヘラどころではなく他虐のヤンデレ級に重く、iPhoneにまで波及していて、それに対処する設定方法を記録していく。
とりあえず今のところ快適に使えるようになった。
Macのメモアプリが重い、そんな時に。
先に何をするか書くと「ローカル保存を再び有効にしよう」という話。
サクッと調べると「iCloudが原因だから一時的にOFFにする」といった対策も書かれている。さっそく試したが効果はなかった。むしろ再同期にCPU102%とか使われていることをアクティビティモニターで確認している。
それでも「iCloudが原因で重い」というのは同意だ。
Macのメモアプリは、今日やることや簡単なメモ書き———外部記憶として使うことが多い。そんなわけでヘビーユーザーの私にとっては死活問題だ。
Appleの事情(後述)により、いつからかシステムアップデートでメモアプリから「ローカルメモ」が排除されてしまった。そのため、全てのメモはオンライン同期が基本となり、CPU消費が高い状態(下図)のままとなっていた。
そう、この設定によりMacBookやiPhoneのプロセッサが同期重い処理から解放されるのだ。
つまり発熱やバッテリー消費が抑えられる。
まさかの電池持ち改善、メモアプリを軽くするだけだったのに。
「あれ、オレ何かしちゃいました?」
————っていうセリフを言える日が来ようとはっ!!!
まさに電気代が高騰した2025年にふさわしいメモアプリの設定を見ていきたい。
- メモアプリの設定→項目「メモ」→項目「設定」を選択してウィンドウ「設定」を開く
- なぜか無効になってる「”このMac内”アカウントを有効にする」へチェックを入れて有効に
- メモアプリに戻ると懐かしい「このMac内」が再表示されるので、そこで「新規メモ」を作成
- メモアプリを整理しよう(次の箇条書きで詳細を記載)
上記の流れとして「1」で設定画面を開き、「2」でローカルフォルダへの保存、「3」はローカルメモの作成方法となる。
ここで「スマートフォルダ」を設定すると重くなるだろう。その点は注意したい。
正しく設定できると上図のように「このMac内」という懐かしいグループが登場する。
ここにMac単体で使うローカルメモを量産していく。これはSSD依存となる。そのため、最小構成の256GBを除いて高速SSDが採用されているので処理速度に不満はでないだろう。
メモ内にある記載「;ss」は自動化アプリ「Keyboard Maestro」のショートカットワードなので気にしないでいただきたい。同アプリがiPadOSでも使えるようになったら速攻でMacBookからiPad Proへ乗り換えたいのだけれども——————
メモアプリの整理も大切。
いつしか設定メニューにて「このMac内」が省かれてしまいメモアプリのiCloud依存度を高められていた。
これはiCloudの容量を増やすプランに入ってほしいと願い、それによる利益が得られる黒幕が仕掛けた罠だといえよう。
先ほどの設定をしたところ、知らぬ間に増えていたiCloud保存のメモを整理しないと「メモアプリが重い」のは変わらない。
そこで次のような基準でメモアプリを整理した。
- 外出先(主にiPhone/iPad)で開かないメモは「Mac内」へ移動
- 意外と不要なメモが多いので削除 or統合(とにかくiCloud同期のメモを減らすこと!)
- ChartGPTなどの成果物は見えないファイルが含まれていることがあるのでプレーンテキストに変換して保存。表形式などは画像化するか、Googleスプレッドシートへ移行してURLをリンク。
上記の3つだけでも、かなり軽くなると思う。
私の場合は「すべてのメモをMac内へ移動」した。そこから「日常で同期しないと不便なメモ」が自然とiCloudへと進出していくように。
何かの参考になれば幸いだ。