17歳CEO:レシート1枚10円で買い取る「ONE」リリース、現金化できるワケ

公開日: : 最終更新日:2018/06/13 サービス ,

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ワンファイナンシャルは6月12日、レシート1枚10円で買い取るアプリ「ONE」をリリースしました。CEOは17歳の現役高校生 山内奏人氏。

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レシート1枚10円で買い取るアプリ「ONE」登場

「ONE」は、スーパーやコンビニ、家電量販店、居酒屋、クリーニングなど様々なレシートを1枚10円で買い取るとるアプリ。

ウォレットから出金する際は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行など国内ほぼ全ての金融機関に対応、振込手数料は200円となっています。

アプリ公開から6時間を前にレシートの買取依頼は2万件を突破、ワンファイナンシャル創業者・CEOの山内奏人氏が想定していた初月1万件を超えています。

レシートが1枚10円のワケ

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レシート買取という全く新しいサービスの裏側は、買い取ったレシートを個人を特定できない状態に抽象化してから食品や日用品といったメーカーや広告会社に販売するといった内容です。

パーソナライズ精度を高めるため位置情報も検討していたようですが、倫理的な観点からレシートだけで開始されています。

アプリ「ONE」の説明欄は次のようになっています。

「ONE」はどんなレシートも1枚10円にかわるサービスです。ステップは非常にシンプルで写真を撮るだけで即アプリ内ウォレットに10円が振り込まれます。お好きなタイミングで出金いただくことが可能です。出金先は国内ほぼ全ての金融機関に対応しております。
●ONEの特徴
・どんなレシートも1枚10円にかわります
・お好きなタイミングで出金できます
●ご利用方法
1. アプリをダウンロードして登録
2. たまったレシートをアプリで撮影
3. あなたのレシートがお金にかわります
●ご利用シーン
・カフェでコーヒーを飲みながら、レシートを撮影
・家計簿をつけたあと、レシートを撮影
・経費精算前に、レシートを撮影
●出金可能な銀行
三井住友銀行/ 三菱東京UFJ銀行 / ゆうちょ銀行 / みずほ銀行
その他、国内ほぼ全ての民間金融機関に対応
●ご利用料金
振込手数料 200円のみ

高校生CEO、目標は「次世代の金券ショップ」

山内奏人氏はビットコインウォレットやクレジットカード決済アプリ「ONE PAY(のちにONEPAYMENT)」といったFinTechアプリをリリースしています。

1億円の資金調達も実施したONE PAYですが、不正利用が多く、クレジットカード会社や決済プラットフォームから指摘がありサービスを4月に一時停止していました。

同氏は違った角度で事業を考え辿り着いた先が「ONE」だったようです。

ビジネスのきっかけは友人にもらった大量のスイスフラン、日本では価値がなく、その価値の非対称性に気づいたそうです。それをビジネスにしているのがメルカリで、同じように誰もが持っているものを探した結果、レシートということでした。

ONEは”次世代の金券ショップ”を目標にしており、今回のレシート買取は第1弾で他の買取も検討するとしています。

Source:ONE – AppStoreワンファイナンシャル公式サイト

追記:サービスが一時停止しています。

記事を追加しました。
レシート現金化アプリ「ONE」がサービス一時停止、支払い最大3億円とも

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