Pixel7aの外付け望遠レンズ選び、Pixel7Pro超えを目指す

公開日: : 最終更新日:2023/06/03 Google Nexus , , ,

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変な話に思うかもしれないが、Pixel 7aでマクロ撮影するために望遠レンズを探していた。

スマートフォンのメインカメラは広角が多い。

そのままオークション出品物や人を撮影すると「写真イメージと違う」といったトラブルが予想されるーーーというより本当に実物と見た目が変わってしまう。

それは35mm換算で70mm前後が人間の見た世界に近い、からだと思う。

だからこそ高額なPixel Proシリーズにのみ望遠カメラ(48MP / 光学5倍 / 超解像30倍)が搭載されているし、それはiPhoneなど他社製品でも変わらない。

そして、高級コンデジを手放した私は「Pixel 7a」を強化したいと思っている。

先ず、Pixel7a搭載カメラレンズを35mm換算で把握したい。

  • 広角カメラ(64MP):25mm
  • ウルトラワイドカメラ(13MP):14mm

かなり広角となっていて集合写真やスナップ写真に向いているが物撮りには適していない。

そこで外付け望遠レンズを探した話を記録しておく。

Pixel7aの外付け望遠レンズ選び

望遠レンズは名前の影響なのか「遠くの被写体を撮影」というイメージが強い。

しかし、「屋内xブツ撮り」がメインの私にとって望遠レンズは次のようなメリットがある。

  1. 広角レンズより被写体の形状をリアルに表現できる(70mm前後)
  2. 画角が狭くなる(周辺の写り込みが少ない=編集がラク)
  3. 背景が自然にボケてくれる
  4. ズーム撮影、擬似マクロ撮影ができる

「1」は記事冒頭に書いたとおり、Pixel7aに搭載されている2つのカメラ(14mmと25mm)は広角レンズを使った写真技法として認識されるレベルの表現になってしまう。

言い方を変えると、SNS等にUPされている写真のように端へ行くほど映像が伸びてしまう状態になる。

「2」は具体例を挙げたほうがイメージしやすい。

例えば、机の上に並べたガジェットを撮影したり、購入品やオークション出品物を撮影するときに余計なモノが映り込まなくなるというメリットがある。

「3」についてはスマートフォン向けの小さな望遠レンズでもボケるのかわからないため購入して確かめたい。仮にスマホ向けもレンズレベルで自然なボケ感を得られたなら編集がラクになるだけでなく画質劣化も防げる。

「4」はマクロレンズのように被写体へ近づいて撮影するスタイルではなく、離れた位置から望遠レンズで光学ズーム撮影するという話。

マクロレンズを使うと接写のために近づきすぎてレンズを当ててしまったり、自分の影が被写体に入ってしまうという意外と多い困ったトラブルがある。

それに対して望遠レンズを使った遠距離撮影であれば、天井照明や自分の影・身体(の反射)は映り込まないので撮影スピードも改善されるはず。

外付け望遠レンズを探そう

言葉で書き表せない程度に探し回った結果、スマホ向け望遠レンズに求める条件が決まった。

  • レンズで実績があるメーカー製
  • Pixel 7aカメラバーの離れた位置に合わせられる
  • 望遠レンズが大きすぎないこと

マクロレンズや魚眼レンズなとと比べて構造上どうしても大きくなってしまう望遠レンズ。荷物にならなくて今後リリースされるPixel 8シリーズでも使える柔軟性も求めた。

そうなるとKneko製リアルプロクリップレンズ「KRP-8t」(8倍・2019年6月14日発売)と「KRP-7t」(7倍・2016年3月発売)が該当した。

そのうち「KRP-7t」は小さい筐体のために他のKenkoスマホレンズと互換性も確保されていたが、下記のクリップ装着条件を満たしていない可能性がある。

  • 「KRP-8t」(8倍)↓
    厚さ15mm以下、機器端からレンズ中心まで30mm以下のデバイス
  • 「KRP-7t」(7倍)↓
    厚さ30mm以下、機器端からレンズ中心まで25mm以下のデバイス

Pixel 7aの厚みは先日レビューした保護ケースを装着しても15mmを大きく下回るので問題ない。

 (画像)完・Pixel 7aのMagSafe化 | TORRAS保護ケースを試すより

しかし、保護ケースを装着するとレンズ中心までギリギリ30mmといった状態だった。

そのためレンズまでの距離で25mm制限のあるKRP-7t」(7倍)を諦め、「KRP-8t」(8倍)に絞った。

Kenko製リアルプロクリップレンズ「KRP-8t」(8倍)

「KRP-8t」には次のような特徴があった。

  • 倍率:8倍
  • 画角:10.6度
  • レンズ構成:4群6枚(マルチコーティングを施した光学ガラス)
  • プリズムタイプ:ダハプリズム/BK7
  • 本体サイズ:90×31mm
  • 重量:59g
  • クリップ:可動式、様々な機種に対応(マウントM17x1.0mm)
  • その他:単眼鏡としても使えるコンパーチブルモデル

ちなみに、Pixel 7 Proの望遠カメラは48MP | 光学ズーム5倍 | 画角20.6度なので35mm換算は120mm前後。

それに対して「KRP-8t」は画角10.6度なので単体で250mm前後(35mm換算)とブツ撮りできるのか不安になる数値だが、そこへ広角レンズまたは超広角レンズを重ねることになる。

各ECサイトで「KRP-8t」のレビューを見ると「ケラレ」や「暗くなる」といった報告があった。(レビュー詳細はヨドバシ販売ページ楽天の製品一覧ページ、5%OFF中のAmazon販売ページへ)

上記ECサイトを見ると、コンサート等で単眼鏡として使う機会が多いという声もあった。

ちなみ、中国メーカーから同等の金額で魚眼レンズやマクロレンズまで揃っているセット品も販売されている。

しかし、過去に類似品を購入したところ意外と荷物になり、それらを使わなかったので今回は1つのレンズに絞るつもりだ。

そもそも、私にはマクロレンズを用いた接写撮影より望遠レンズで遠くから影などが映らない簡単な擬似マクロ撮影のほうをが身の丈に合っている。

Pixel 7aのカメラ性能があれば運動会などの中望遠であれば外付け望遠レンズ+三脚で対処できてしまうかもしれない。ーーーなんて身軽な!

正直なところ、Pixel 7 Pro望遠レンズ同等の画角20.6度が使いやすいと思っているが、広角レンズに望遠レンズを重ねるという特殊な状況ながら画角10.6度の世界も覗いてみたいという好奇心が強かった。

・・・というわけで、注文。

明日には届くので順次レポートしていきたい。

→最終的に注文したAmazon販売ページ

・次回→Pixel7aに外付け望遠レンズを装備、Kenko「KRP-8t」購入レビュー
・前回→Pixel 7aで高級コンデジを手放した話、理由はピクセルビニング。
・最新のPixel 7a記事一覧

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