外部GPSレシーバーはありか、据え置きカーナビやポータブル版と比較して考える。
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周辺機器
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私は13インチのAndroidタブレットを軽トラのダッシュボードに設置している。
その詳細は過去記事に譲るとして、実は2DINのカーナビやポータブルカーナビを検討している状態であることを告白したい。

写真:完・大画面13インチのAndroid端末をカーナビにしよう(実践編)より
2DINのカーナビを検討するに至った理由は下記のような内容だ。
- トンネルを通ると内蔵GPSの復帰が遅い
- テザリングも圏外になると地図ワープどころではない→矢印マークだけで道消失!
専用カーナビであればトンネルも大丈夫なのかと言えば、そういうわけでもない。
過去に乗っていたフィット・ハイブリッドはディーラー試乗用の新古車で全てのオプションが紹介するために搭載されていた。その中にカーナビも含まれていたが現状のタブレットから少し体感速度が早い程度だ。ほかには車体サイズを登録済みなので昔のGoogleマップみたいに自転車専用の道を紹介するといった狂った判断をしないことが挙げられる。
つまりメーカー標準オプションのカーナビにも性能の限界がある。
それでは何故「外部GPSレシーバー」を検討しているのか。
- 2DINなど固定タイプは「取り外して携帯できない」から
- 固定タイプは「2年間は地図更新が無料」などサブスク必須だから
- 固定タイプは「Bluetooth接続」などスマートフォン連動が手間だから
タブレット+外部GPSレシーバーにしてカーナビ化すれば単体で2画面の動画再生から地図、AIによる現地案内までこなせる。
————というわけで外部GPSレシーバーを探していきたい。
外部GPSレシーバーはありか
専用カーナビといえば、車体サイズ(幅)を登録することで道を厳選できる機能があった。
それに相当する機能としてタブレット向けには「Yahoo!カーナビ」(無料)がある。マイガレージから車体情報を登録すると車体幅を考慮したルート検索ができるので問題ないだろう。
それに私は先日、軽トラ(ハイゼットジャンボ)の荷台にキャピングカーシェルを設置した。車中泊というよりも仕事場(モバイルオフィス)としてカフェへ行く感覚で使うつもりだ。
もちろん気軽に日本全国のイベント(佐賀万博とか)や買い物に行くことができる。
そんな時に2DINの固定カーナビだと運転席へ戻らないといけない。夜中にシェルの中へ持ち込んで明日の行先を登録するといった作業をタブレットで行えるし、そのまま動画視聴もできる。
そんなわけで従来の固定タイプ、しかもパナソニックなどの5万円や8万円もする2年マップデータ更新付きを買う気にならないのだ。
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◇◇◇
まずは本命。
なんといっても日本衛星QZSS(みちびき)をサポートしている。
QZSSはGPSと連携できるので通信が安定するだろう。
Fireタブレットに繋いでカーナビ化しているという強者の投稿まであるので、最新の13インチAndroidタブレットならFireタブレットよりも制限が緩いので問題ないだろう。
ちなみに最新のFireタブレットは外部デバイスと接続しようとすると漏電のようなメッセージが表示された記憶がある。これは意図的にAmazon側が利用制限をかけているようなので、Google Play排除も含めて、広告デバイスなのだと確認できる。
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◇◇◇
おそらくレビューが存在して、実績がある最安のGPSレシーバーだろう。
価格履歴ツールを見るとアマゾン登録から2371日と歴史がある。
こちらもFireタブレットでの使用を報告する投稿があったがHDMI出力ポートが存在していたような古いモデルだと思う。最新モデルは規制が厳しいので鵜呑みにしない方がよい。
Windows 11でも使えたらしいので潰しが効きそうだ。
しかし、レビューでは「通信安定まで時間がかかる」「衛星を掴むのが遅い」といった声がある。
おそらくQZSS対応ではないからではないだろうか。
GPSは地球全体をカバーする衛星システムで、みちびきは日本を中心とした地域限定かつ補助的なシステムという立ち位置。そのため、日本の真上近くを追従する特殊な軌道をしており、GPSと組み合わせることで測位精度を高め、かつ安定させる役割を担うという。
つまりQZSS対応モデルを選んだ方がよいということだ。
- 測位制度を高める
- 通信を安定させる
上記のことは即ち検索という労力もしないので電池消費も少なく、発熱が減り、それに起因する故障リスクも減る。
こうして考えると最初の1台が最適解ではないだろうか。

むしろ下手に安い2DINカーナビやポータブルカーナビを購入してQZSS非対応モデルになるよりタブレット+QZSS外部GPSレシーバーのほうが優秀なのではないかとさえ思えてきた。
上記2つ以外に1000円以下や1000円台のGPSレシーバーも存在したがレビューが0件あるいは1件あるけど星1つの評価など安さに可能性を見出して散って行った先人たちの痕跡くらいしか確認できなかった。
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もうないだろうと思っていたらDG-PRO1Sという高級品が見つかった。
GPSレシーバー単体で使えるという製品で、リュックに取り付けて登山やウォーキングで使うことができるという。Bluetoothで接続可能で専用アプリも存在する。もちろんQZSS対応。
トンネルでの使い心地をレポートしているユーザーもいて実際の使用感が掴みやすい。
ただ「iPhone非対応」という大きな問題が存在する点には注意。
それでも衛星を掴む速さや、安定感については高く評価されていた。さすがに1.7万円もする製品だけあるというところか。
軽トラで旅をするときに神社などで宿泊体験もする計画なのだが、そうなると軽トラであっても辿り着けない場所にあることが多い。特に日本の記紀に登場するようなマイナーかつ神聖な場所は山道を歩くことになる。
そんなときはDG-PRO1Sが頼みの綱になりそうだ。

命の値段を考えると1.7万円は破格かもしれない。
今回はカーナビ化することだけが目的なので、最初のデバイスにするのが良いとも思う。
ブログのアイキャッチ画像で結論が出ているような気もするが、おそらく値引きするであろうスマイルSALEは10月27日スタートなので、それまでに最適解を見つけたい。
この話のきっかけとなった記事
→8.8型「Headwolf Titan1」が注文3000台を突破、Band18/19対応について考える

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。























