デスクトップ版『Windows 10』はRAM1GB／ROM16GBから動作可能、ハードウェア要件を公開

次期OS『Windows 10』のハードウェア要件

　Windows 10はWindows 7 以降のデバイスがアップグレードできるため、手持ちのネットブックもアップグレードできるのか期待していましたが、ついにMicrosoftより動作に必要なハードウェア要件が公開されました。

新たにサポートするプロセッサ

　はじめは新たにサポートされるプロセッサが伝えられました。Qualcommは「Windows Mobile 10」で多用されそうですね。

スマートフォン向け「Windows Mobile」のハードウェア要件

　「Windows Mobile 10」では32bit版がRAM512MB、内部ストレージ4GBから動作するとあります。RAMは解像度に応じて変化し、最も低い「800ｘ480」であれば512MB、最大となる「2560ｘ2048」なら4GBが必要となっています。

　画面サイズは3インチから7.99インチまでサポートするとして、Windowsタブレットに多い8インチは「Windows Mobile」非対応となっています。

デスクトップ版Windowsの最小ハードウェア要件

　デスクトップ版Windowsでは32bitと64bitで最小スペックが異なります。

• 32bit版：RAM1GB、内部ストレージ16GB
• 64bit版：RAM2GB、内部ストレージ20GB

　今後、64bit版は内部ストレージ32GBからとなりそうです。

　タブレット用ボタンとしては電源／音量ボタンが必須となり、オプションでスタート／回転ロックに対応しています。

　画面サイズは一般消費者向けとされる「Consumer」版は8インチからとWindows Mobileとの住み分けが明確ですが、「Pro」版は業務用途が含まれるのか7インチからサポートしています。

　Consumer／ProがWindows 10 のエディションとして扱われるのかは不明です。

　MicrosoftはWindows 10へのアップグレード対応表を公開しています。
　Windows 10へのアップグレード一覧表が公開、Windows Update対応OSも

Source：Neowin