米インテル CEO が 2013年5月退任、後継者の名前 挙がらず
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米半導体最大手インテルは19日、ポール・オッテリーニ最高経営責任者(CEO)(62)が
2013年5月の株主総会をもって退任すると発表、退任後は相談役となる。
退任までの半年の間に、候補者をインテル社内外から選ぶとのこと。
米インテル CEO が 2013年5月退任へ
オッテリーニ氏は、1974年にインテルに入社、COOを経て2005年よりCEO就任
インテルでは5代目のCEO。
オッテリーニ氏の在任中、インテルは年間売上高を388億ドルから540億ドルに拡大しており
半導体メーカーとしての地位を揺るぎないものにしていました。
しかし、近年の携帯端末(スマートフォンやタブレット)の市場に出遅れたことや
世界的な景気低迷もあり、四半期ベースで3年ぶりの減収減益となっています。
今回の退任に併せて幹部3人の昇進も同時に発表しており、経営刷新を狙う。
Intelの取り組み
オッテリーニ氏は2011年、独の携帯向け通信用半導体を買収し
2012年には携帯向けMPUの出荷を始めるなど遅れを取りもしていましたが
2012年11月9日に、終値ベースの時価総額を米クアルコムに抜かれています。
編集後記
前回のクアルコムに抜かれたという話から僅かの11日ほどで退任発表です。
マイクロソフト製OS「Windows 8」の販売不振も重なり不安定な状況が続いています。
<Windowsに求めるもの>
Intel と マイクロソフト、そしてハードメーカーが揃って
これが、次世代デスクトップ! という方向へ進んで欲しいと思いました。
<タブレットの今後を考える>
タブレットは、ネットブック(マニアック用途)の代替えとなり始めています。
ユーザーが増え、ビジネス系アプリが充実してきたら
次はノートパソコン(一般用途)の代替えになる気がします。
マイクロソフトもまた他社OS向けアプリとして「Office」を提供する噂もあり
デスクトップ機(ビジネス用途)の代替えとして登場する日は近いのかも知れません。
Source : Intel